8月6日(金)~8月7日(土)にかけて、「第41回報知アユ釣り選手権オーナーカップ」決勝大会が岐阜県・益田川で行われた。
参加者は、全国7河川で予選を勝ち抜いた選手、歴代名人、歴代優勝者、推薦者を合せて総勢109名の選手で競技が競われた。
決勝大会1日目、午前中から日差しが照りつく中、各ブロックでは白熱した試合が繰り広げられた。しかし、優勝を期待されていた報知名人戦7期連続覇者の高橋祐次選手、シマノジャパンカップなどでも活躍されている島啓悟選手や小倉吉弘選手については、残念ながら一回戦・二回戦で姿をけした。
初日の全体的な釣果は、ブロックによって差はあったが、比較的好釣果に恵まれた。
サイズも平均して20cmほどの鮎が多く、中には25cmを超える鮎も掛かり、バラシも多数見られた。
|
ベスト8 |
その様な中、ベスト8に進出したのは、ダイワマスターズで優勝された瀬田匡志選手、昨年度多くのトーナメント制覇した小澤剛選手、オーナーばりインストラクター大金洋行選手らがベスト8へ進出し、初日の競技が終了した。
終了後は、参加した選手を招いて前夜祭も行い、おおいに盛り上がった。
|
2日目も初日と変わらない天候の中、午前7時30分より競技が始まった。
ベスト8では、各ブロックとも1匹・2匹差の僅差で明暗が分かれ、結果、大金選手・瀬田選手・廣岡選手・小澤選手がベスト4に勝ちあがった。小澤選手については、プレーオフまでもつれこむほど、接戦した競技であった。
ベスト4においては、廣岡選手が小澤選手を降し、瀬田選手は大金選手を降して決勝の舞台に勝ちあがった。
決勝戦については、昨年と同じく益田川のスポーツ大橋下で競技が行なわれた。
前後半とも、日差しが一番強く降注ぐ時間帯の中、両者緊迫した競技であり、ギャラリー達も固唾を飲む雰囲気で両者の勝敗を見守った。
そのようなプレッシャーの中、瀬田選手が12対9の3匹差で見事、「第41回報知鮎釣り選手権オーナーカップ」のタイトルを獲得した。
表彰式では、(株)オーナーばり中道成之社長より金プレートと鈎額がそれぞれの入賞者に手渡され、無事「第41回報知鮎釣り選手権オーナーカップ」が閉幕した。
|
ベスト4 |
瀬田匡志選手と廣岡保貴選手 |
瀬田 匡志選手 |
廣岡 保貴選手 |
大金 洋行選手 |
小澤 剛選手 |