決勝を勝ち抜いた3名の選手。
1位 田中 聡 選手
2位 横山 武 選手
3位 橋本 広志 選手 |
8月7日(日)「第1回全日本キスオーナーカップ」が京都府浜詰海岸で快晴に恵まれ盛大に大会が行われた。今回は第一回ということで招待選手のみではあったが総勢約200人の選手が参加した。
今回の大会では、キスの引き釣りに精通しているエキスパート選手も多く、予選を突破するには、かなりの技量が必要な大会であることが伺えた。また、今大会優勝者には30万相当の金のインゴットが贈られるということもあり、会場には、猛暑に負けない選手の熱意で充満していた。
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選手の中には、事前に釣り場に入り、釣り場の特徴と魚の活性を見る、意欲的な参加者も多々いた。競技規則では、予選は、3時間でキスの総匹数で上位20名が決勝大会に出場でき、決勝は2時間30分の競技時間での総匹数勝負で行い上位3名を決めるものであった。予選の状況は、海岸全体でキスは釣れていたが、ポイントによっては、キスのアタリも少なくエサ盗りに悩まされた選手もいたようだ。そんな中、持ち前の速い釣りで予選を一位で通過した佐藤有三選手は、3時間で107匹と驚異的な数釣りを見せた。
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予選を最高尾数で突破した佐藤有三選手。
得意の早い釣りで数を伸ばした。 |
200名近い参加者の中から予選を勝ち抜いた20名の選手。猛暑の中でも顔には気がみなぎっている。 |
決勝戦は予選から勝ち上がってきた20名の選手で行われた。決勝戦では、予選でキスが釣れ荒れたということ、暑さ、潮の問題など様々な用件が重なりかなり厳しい状況であった。そのような中、東側で釣り座を構えていた優勝者の田中聡選手は、キスのポイントが近いと判断しあえて近投で20m付近から手前の波口をゆっくりと丹念に探り9匹の釣果を出し優勝した。
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使用した鈎はオーナーばりのジャストキス5号の10本バリ仕掛であった。徳島から参加の田中選手によると、本人の得意とする繊細な数釣りのノウハウが、釣果に結びついたそうだ。2位にはトーナメントで安定した力量をみせる横山武選手が入った。また後半、連で一気に追い込みを見せた橋本広志選手が3位に食い込んだ。 |
検量風景。
本部前に続々と集合する選手達。
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オーナーばり中道社長の挨拶。
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表彰式では、大会委員長松尾幸浩氏のもと、(株)オーナーばりの中道常務が挨拶と表彰を済ませ、無事今大会は終了した。今回は、推薦選手として200名が選ばれ大会が行われたが、次回からは予選を開いて一般の方も参加できるようにしていく方向であるそうだ。 |
参加者の皆さんで記念撮影。 暑い中、本当にお疲れ様でした。 |