8月5日(金)~8月6日(土)にかけて、第36回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会が和歌山県・有田川で行われた。参加者は、7河川で予選を勝ち抜いた選手、歴代名人、歴代優勝者、推薦者を合せて総勢106名の選手で戦いの火蓋が切られた。
初日から波乱が続き昨年準優勝である福田眞也選手は、1回選で姿を消し、前回優勝者の森岡達也選手も2回戦で敗退した。そんな中ベスト8に勝ち残った選手は、各々、河川の状態を判断しながら、それに応じた釣り方で厳しい状況を勝ちあがってきた。
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決勝出場者の2名
右 小池直也選手
左 谷口米生選手 |
初優勝に向けて奮闘する
小池選手 |
2日目は、初日の河川の状態と比べると朝から順調に各選手釣り上げていた。さすがにベスト8まで勝ち上がってきた選手であると実感した。特に圧巻なのは、小澤剛選手は、2時間で30匹と驚異的な匹数を釣り上げベスト4に勝ち進んだ。決勝では、主催者推薦枠で勝ち上がってきた小池直也選手と谷口米生選手の両名で行われた。両者とも均衡した戦いが繰り広げられたが、終始自分のペースを乱さず釣り上げていった小池選手が31匹の釣果を上げて、見事優勝に輝いた。 |
今大会では、ベテラン選手を押さえ若手選手が奮闘した大会であった。そして、着々と世代交代が始まって来ているように感じた。表彰式では、(株)オーナーばり中道社長から、オーナーカップを受け取り、満面の笑顔でウイニングポーズを取った小池選手が実に印象的だった。こうして無事第36回報知アユ釣り選手権オーナーカップは、幕を下ろした。 |
挨拶するオーナーばり・中道社長
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