地元、天竜川の本流に開設されているルアーフライ専用区。2度目の放流から2週間が経過した12月6日も、外気の急激な冷え込みの影響を受けることなく、水面下の活性は非常に良好だった。特にこの日最後のヒットは爽快そのもの。水深の浅いボサ際の出来事だったから、「ゴボっ」というミノーを喰う瞬間の音もしっかりと耳に届き、興奮は倍増した。結構強引なやり取りの末にランディングしたのは49cm。おまけにこの美形である。
口元に光るフックはSBL−55M(#10)。魚へのダメージ軽減と手返しの早さ、そして何より安全性を考慮してシングルフックのバーブレス化を図ったのだ。しかし全てのミノーがシングル化に適している訳ではない。バランスを崩して泳がなくなってしまうものが多いのも事実。しかしその点、愛用のブラストイットミノーは自重の変化の影響を受けることなく、瀬の逆引きでもしっかりと泳いでくれるからとても頼もしい。このコンビなら、70アップも夢ではないだろう。
【使用タックル】 |
ロッド: |
シマノ カーディフXT66L |
リール: |
シマノ ツインパワーC3000S |
ライン: |
山豊テグス SWスーパーPE(0.6号) |
リーダー: |
フロロ1.75号 |
ルアー: |
アイジェットリンク ブラストイットミノーF(ワカサギ) |
フック: |
カルティバSBL-55M(#10) |
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