こんにちは！まぁとにかく暑い今年の夏。日中はさすがの釣り好きを自称する皆さんもナーバスになる日もありますね？くれぐれも決して無理はせずであります。「夏は苦手」と自称するタケダさん。しかしながら不自由だったコロナも明け今年は初夏から南西諸島へ釣りに出たりしていることもあってかここ数年の夏に比べれば暑さに強くなったのか元気です（笑）そんなわけで「暑いのは全然平気です！」っという生まれながらの夏好きの皆さんはさておき、夏には夏の釣りのコツがありますからそんな話も交えながらの今回のコラムです。
日中ならごく短時間、あとは朝夕と夜の釣り。
僕の周囲ではこの高気温・高水温からかいつもに増して夏のチヌやカマスが絶好調！チヌは元来近く（足元）にいる魚ですからそれぞれのコンディションに見合えばエサであれルアーであれ一気に釣りやすくなってくれるターゲット。高水温が吉と出ています！紀州釣りに代表される様なじっくりと寄せて釣る！という歴史あるスタイルもいいですが、とにかくやる気の出たチヌにすかさずエサやルアーを投下するというのが最近では主流でしょうか？
関西でもヘチ釣りは人気。もちろんルアーでの底ズルやTOPゲームはたくさんの釣果が出ています。歴史のあるチヌ釣りゆえまだまだ「えっ！ルアーで釣れるの？」っという皆さんも実に多くて釣り文化や歴史、頻度はともかくチヌに対する様々な方のイメージも良くも悪くも根強いなと？これからチヌ釣りでもしてみようかな？っとう皆さん、是非エサであれルアーであれその時期その場所に合った最善の方法とお好みの方法でトライしてみてください。近くで良く引く魚と遊ぶには一番かもしれません。

夏はカマスです！
自称日本で唯一？大真面目にカマスを追い続けているアングラー武田です（笑）
この夏関西は早くからカマスも大量接岸中！天気さえよければほぼ毎日の様に地元の仲間たちも出かけています！釣って良し食べて良しのカマス。釣り方も至って簡単。僕たちは「専用ミノー」を投げて巻くという動作だけ！時合は朝夕の短時間と一部陽が落ちて少しですが、釣れた時の満足感はひとしおです!
「わざわざカマスなんて？」っと思う方も居るかもしれませんがいちどでもこの「タケダ式カマス道？」に入ればもう朝夕はソワソワして大変（笑）短時間を集中的にシンプルに釣っていくこのスタイルは正にシューティングゲームの様な感覚？ニッコリと帰宅できます。全国どこにでもという訳にはいかないカマスですが今では関東以南各所で時期やパターンがあります。ただこれだけは言っておきますが決して釣りすぎたり逆に粘る様な釣りにならないように遊んでいただきたいなと？

そしてナイトはアジングです！
もちろん夜はアジ！ここ大阪湾に限らずほぼ全国真夏の手軽な港内ではいわゆる豆アジ（ルアー釣りで言うところの10ｃｍ未満ほど？）だらけとなりますが少し探せば15ｃｍ～20ｃｍほどのアジも釣れる場所はたくさんあります。このアジ、秋になれば大挙して各沿岸部に接岸しとても釣りやすくなりますからアジングを始めるならこの秋口からが良いかと思います。で夏のアジはというと僕はカマス釣りの帰りに少しと言う感じ。いい日には短時間で10匹なんて言う日もありますからおすすめします。なんせ夜はまだ涼しく感じますしね！
…っという訳で何とかこの暑さから逃れつつも良い釣果を出すという夏なりの工夫とターゲット。皆さんも是非「涼しく楽しく賢く」遊んでください！

プロフィール…武田栄（たけだ・さかえ）1967年大阪市生まれ
カルティバフィールドテスター /Go-Phish代表/ 釣り研究家
幼少期の釣りからルアーに目覚めバスフィッシングはもちろん、10代の頃よりいち早く海のルアーゲームに精通、その後様々なスタイルを構築。20代では釣りと同じく楽器（ドラム）演奏にも没頭（2000年ビクターエンターテインメントよりメジャーデビュー）。現在は釣りとともに地元関西の個性派グルーヴァーとしても活躍中。関西最古参SW釣りクラブ会長、老舗ルアーメーカー勤務を経てプライベートブランドGo-Phish(ゴーフィッシュ)を設立。自身の開発アイテムはもちろん様々な釣具メーカーとの企画人気アイテムも多数開発。雑誌メディアでもおなじみ愛称はタケちゃん。その明るい人柄にファンも多い。趣味は「おしゃべり」。合言葉は「ゲームフィッシュは出かたが命！」「楽しくなければ釣りじゃない」