カゴ釣りは、まき餌と刺し餌を同調させやすく、だれでも手軽に始める事が可能です。
ターゲットは身近なアジやサバから、行き着く先はヒラマサやマグロと言った超大型魚まで、初心者からベテランまで楽しめる奥深い釣りのひとつ。
少し大きな魚を釣ってみたい、サビキや探り釣りに飽きてきた等、ステップアップには最適な釣り!
まずは、身近な堤防や浜、磯から始めてみましょう!
◆ターゲットは?
堤防、浜、磯など場所により多少異なりますが、様々なターゲットを狙えます。
◆必要なものは?
後、竿立てや、大物が掛かった時にタモなど有れば、より快適に釣りが可能です。
◆タックルは?
手軽に始めるならライトカゴ釣り、オモリ負荷8号(30g前後)まで
本格的に始めるなら遠投カゴ釣り、オモリ負荷8号(30g前後)以上
お手持ちのタックルに合わせたオモリ負荷で始めてみましょう。
◆仕掛は?
遠投サビキ仕掛のウキから下を〈天秤+カゴ+カゴ仕掛〉に変更するだけでOK!
◆餌は?
【刺し餌】(鈎につける喰わせ餌)
オキアミ、刺しアミ、活きエビ、虫エサ等が一般的。
狙うターゲットや、餌取りの活性に応じて使い分けます。
【まき餌】(カゴに入れて魚を寄せる餌)
こちらも狙うターゲットに合わせて変更。
一般的にはオキアミを使用する事が多い。
低水温期や、魚の活性が低い時は粉餌を混ぜる事で釣果UPが期待できます。
それに応じて使用するカゴの種類も変わりますので注意が必要です。
■実釣編
◆ポイント選び・釣り方
堤防、浜、磯とも潮通しの良い所(海面に変化があり潮が動いている所)
潮目(海面に変化があり筋状になっている所)や鳥が飛んでいればチャンスありなのでそういった場所を選びます。
『重要ポイント』
◆仕掛の選択とタナ(ウキ下の長さ)の調整
タナ(ウキ下の長さ)は狙うターゲットにより大まかに変わります
真鯛・鯵・メバル・イサキ→底~中層
鯖・青物・グレ→中層~表層
狙う魚に応じて調整しましょう。
◆仕掛選び
この釣りのキモは、まき餌と刺し餌の同調なので仕掛の種類長さが重要となります。
潮の速さに応じて、使い分けましょう。
またターゲットや、使う餌により向き不向きがあるので、そちらも注意が必要です。
あれやこれやと説明しましたが、手軽に始められる釣りですので皆様もワンランクステップアップして色々なターゲットを狙ってみてはいかがでしょうか?
解説:スタッフ 大東哲也