師と仰ぐレジェンド山元八郎氏に贈る、念願のタイトル!
11月24日(日)、オーナーカップグレ金勝杯(四国大会)を徳島県牟岐大島の磯で開催となりました。
参加人数は96名。
8隻の渡船を利用し、25㎝以上のグレ3匹までの総重量とし、各船ごとで上位2名を選出しての横取り方式で競います。
当日は天候には恵まれたものの、北風が強く吹いていたため、南向きに面する磯を主体に使用。
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優勝は鳥取県在住の磯江博幸選手。
7番周りの「カワムラのオチ」へ渡礁。
この磯へ一人で降り、仕掛を準備している最中から海面では湧きグレが見えていたとのこと。
これを見て、ウキは山元ウキゼロスタイル(01)をセット、ウキの30cm上には「なるほどウキ止め糸」を結び、ハリスは「ザイト・磯フロロ1.25号」を1ヒロにG7のジンタンを打ち、湧きグレの中へ仕掛を投入。
ただ、仕掛を投入して待っているだけではグレが口を使ってくれないので、着水と同時に仕掛を水平になるようピンピンに張り、ルアーをゆっくり引っ張ってくるようなイメージで仕掛を巻いて誘うと小さなアタリが竿先へ伝わり、グレがヒット。
この釣り方で、8時30分までに30~35㎝までのグレを規定数の3匹をキープ。
キープできたことで今度は良型を求め、磯際へと狙いを切り替え狙ってみるものの、残念ながらサイズアップへとは結びつかず、30cm前後を数枚追加するだけに。
プライベートの釣りなら充分満足なのですが、当日は大会でもあるため、なんとか40cmオーバーを追加して更なる重量アップへと結び付けたいことから、再度湧きグレ狙いへ切り替え。
我慢強く釣り続けていると、当日最大サイズである45㎝を釣り上げることに成功。
その後も納竿までにポツポツとグレを釣り、結果、30~45㎝までを12枚釣り上げられました。
この日の鈎は終日「速手グレ4号」を使用。
磯江さん自身の経験上、牟岐大島は特に小鈎が有効と実感していること、普段の釣りでも「速手グレ」はいつも信頼して使っているので、信じ続けた結果が自信となり、結果、優勝へ結びついたのではと語られました。
また、数年前に開催された日振島大会で準優勝を果たしていますが、いつかは金勝杯を優勝したいという気持ちが常にあったこと、長年師匠として慕ってきたオーナーばり・ザイト磯インストラクター山元八郎さんにもこの結果をお届けできたことは本当に嬉しく感じている、とのことでした。
この度ご参加いただきました選手の皆様、強風の影響により使用できる磯に限りがあり、満足いく釣りができにくい状況でしたが、皆様の多大なるご協力もあり無事に大会を終了できたこと心より感謝しております。
■順位
優勝/磯江博幸選手 3620g
準優勝/鬼武匠選手 2600g
3位/杉本宣士選手 2320g
4位/妹尾健一選手 2260g
5位/中川文周選手 2180g
6位/野村郁弥選手 2000g
7位/坂東孝志選手 1560g
8位/中田彰彦選手 1040g
9位/酒巻聡選手 2180g
10位/田中夏樹選手 2040g
11位/芝垣直輝選手 1960g
12位/片岡龍男選手 1380g
13位/長谷部求選手 1220g
14位/岩脇光治選手 1080g
15位/佐野順二選手 920g
16位/川人孝之選手 860g
※8隻の渡船の中で各船の上位1位と2位を選出し、上位16名を決める横取り方式を採用しております。
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