強風の厳しい状況下、西内優智選手が第11回大会を制覇!
12月18日(日)徳島県伊島にて「第11回オーナーカップグレ金勝杯」を開催いたしました。
当日は、90名の磯釣師が参加。
当日は北よりの風が強く吹きつけ釣り辛く、安定していた水温も若干低下し、全般的に厳しい状況化での競技となりましたが、釣れている磯では40オーバーの口太グレが複数釣れており、イサギや石鯛などの他魚種も見受けられました。
そして、検量にだされたグレはどれも良く肥えており、寒グレならではのグッドプロモーションでした。
今大会優勝者の西内優智選手は、「水島の東」へ渡礁。
3名で渡礁し、ポイント優先権は2番目。
両選手に左右挟まれるような形で中央へ釣り座を構え、横流れと風の影響で釣りづらい中、午前8時頃、手前から伸びるシモリ向こうへ、竿1本のタナで仕掛を張っていると、32cmのグレがヒット。
その後、真横に流れていた潮が右斜め方向へ流れだし若干釣りやすくなったため、20m沖の潮筋に直接仕掛を投入することへ。
風が強くラインメンテナンスが難しかったですが、時折風が弱まるタイミングや勢い良くでる足元のサラシを利用するなどして、ラインの軌道が風の影響を受けず真っ直ぐの状態となり仕掛が馴染んだ際、40cmまでのグレを新たに追加することができました。
11時頃には、45cmの良型サイズを釣り上げることに成功して納竿。
西内選手、ハリは、「身軽グレ5号」と「遠投ハヤテ5号」を使い分けられていました。
特に「遠投ハヤテは1本ケンが付いているためか、強風時の中でフルキャストしてもオキアミがズレ落ちず、今回のような状況では安心して扱えた。」とのこと。
そして、「日頃より師匠であるオーナー磯インストラクター森井陽名人の釣りをそばで勉強し、その成果が今回の優勝に結びつき、うれしいです。」と語られた。
最後の表彰式・抽選会も和やかな雰囲気のなか行われ、オーナーカップグレ金勝杯(四国大会)を無事終えることができました。
■順位
優勝 西内優智選手(高知市) 2880g
2位 高橋良明選手(鳴門市) 2780g
3位 野口智崇選手(南あわじ市) 2620g
4位 野崎弘一選手(小松島市) 2360g
5位 中崎博選手(阿南市) 2320g
6位 佐光康彦選手(阿波市) 2160g
7位 木原浩文選手(徳島市) 1960g
8位 竹内啓二選手(阿南市) 1180g
※この大会は、4隻の渡船の中で各船の上位1位と2位を選出し、上位8名を決める横取り方式を採用しております。