池上睦選手が5.02㎏の釣果で初優勝!
令和元年10月27日(日)、「第16回オーナーカップ東日本石鯛選手権大会」を静岡県下田で開催いたしました。
本来6月27日に行われる予定でしたが、悪天候の関係で中止となったため、予め設定していた延期日での開催となりました。
この時も、開催日の一週間前から台風が発生しており開催が危ぶまれていましたが、幸いなことに早い段階で台風が過ぎ去り、当日は秋晴れとなりました。
この大会は、伊豆半島全域の磯(地磯は禁止。渡船のみ)を範囲とし、審査方法はイシダイ(35cm以上)、イシガキダイ(35cm以上)、キンダイ(35cm以上)いずれかの1匹重量制とし、上位10名を決定します。
そして、優勝者にはイシダイ師憧れである和竿の石鯛竿が手渡されます。
当日は93名の底物師が参加。
下田沖横根のウラ1番に上がって優勝された池上睦選手は、午前6時に渡礁。
渡礁後直ぐ、70m付近にとどめていた仕掛にヒットし、手前まで寄せてきたが惜しくも取り込めず。
ただ、開始当初から幸先良いアタリがきたため、「これは期待できるか」と小まめに仕掛を投入しますが、小型の銀ワサがエサを突いてくるだけで、本命のアタリがこない時間が続く。
午前10時頃下り潮が緩みだし、40m付近で本命のアタリがきたが掛け合わせには至らず、再度同じ場所に仕掛を投入し、狙ってみることに。
すると、今度は竿先を絞り込むアタリとなり、見事、5.02㎏(64.3cm)のイシダイを仕留めることができました。
鈎は石鯛タマミ17号にエサはサザエ。
池上選手いわく、石鯛タマミはハリ先がネムリ形状により、じっくり食い込ませ掛け合わせていくシーンにベスト、なおかつ根掛りやエサを通した時の保持力に優れるため愛用しているとのことです。
その後も更なる一尾を狙うが、イシダイからの反応はなく、12時をもって納竿。
池上選手は、「以前よりこの大会へ参加されていたのですが、中々順位に食い込むことができず、今回やっと順位に入ることができ、しかもいきなり優勝とのことで非常に喜ばしい」と語られました。
また、今大会では上位10名全てが選出される好釣果となり、最後に行われた抽選会においても参加者様と和気あいあいとした雰囲気の中行われ、無事終了することができました。
なお、今大会では、オーナーカップ東日本石鯛選手権有志一同より、「令和元年台風19号災害義援金」が集まりました。
この義援金は、日本赤十字社兵庫支部を通じて、被災地へお送りしています。
■上位10名の結果
優勝 池上睦選手 5.02㎏(64.3cm)
2位 岡田昭典選手 4.25㎏(61.4cm)
3位 沖山正雄選手 4.03kg(59.5cm)
4位 高橋和哉選手 3.80kg(58.7cm)
5位 富田俊明選手 3.47㎏(57.7cm)
6位 増田利彦選手 2.12㎏(47.7cm)
7位 関口清正選手 2.10㎏(47.5cm)
8位 若林正幸選手 1.98kg(46.0cm)