タフコンディションの中、見事2260gを釣り上げた水主選手が10回大会を制覇
平成30年12月9日(日)徳島県伊島にて「第10回オーナーカップグレ金勝杯(四国大会)」を開催いたしました。
四国大会もおかげ様で今年をもって10回目を迎えることができました。
この日はあいにくこの冬最大の寒波が全国的に到来し、気温は下がり風が強く吹き付ける状況でしたが、そのような中にもかかわらず、95名の磯釣師が参加。
当日の全体釣果は、風が強く吹き付け、おまけに前日よりも水温が低下したことにより、例年から比べると検量に来られた選手は少なかったものの、それでも釣られている選手は規定枚数の3匹をしっかりと揃えており、タフコンディションでも釣れる伊島のポテンシャルの高さには驚くばかりです。
今大会優勝された水主圭三選手は、毎年金勝杯へ出場いただいている常連選手。
そんな水主選手ですが、当日は「オンビキ」の磯へ2人で渡礁されました。
水主選手のゼッケン番号が若番のため、ポイント優先権は水主選手にあり、船着場をポイントに選択。
渡礁開始から風は強く吹きつけ釣りづらかったため、磯際しか狙うことができず、そしてヒットしてくるのはエサ取りのキタマクラばかりで、前半はグレの反応は一切なかったとのこと。
10時のポイント交代時間となりましたが、同礁者の方も前半のポイントで構わないとのことで、後半も船付場で継続することに。
するとしばらくして同礁者の方がグレをヒット。
その様子を見た水主選手は、今がチャンスと思い、足元から払い出すサラシの中に狙いを定め、2ヒロ半のタナで探っていると35cm程の口太グレがヒット。
このアタリをきっかけに同サイズを3枚追加でき、規定枚数をひとまずクリア。
食いが渋かったせいか、ウキに出るアタリが小さかったため、ハリスは1.75号とし、ハリも軽量化により食い込みに優れる「身軽グレ5号」で狙ったことが釣果に結びついたとのこと。
その後は終了の13時までアタリはなく、納竿を迎えた。
水主選手からは「唯一金勝杯のみメーカー大会に参加し、毎年楽しみにしているこの大会でこのような結果を残せたことは本当に喜ばしく、来年も頑張りたい」とコメントをいただきました。
表彰式では九州大会でもおこなった「身軽グレ抽選会」も行い、無事大会を終えることができました。
■順位 優勝 水主圭三選手(板野郡) 2260g
2位 西内優智選手(高知市) 1420g
3位 前浦良二選手(徳島市) 1340g
4位 藁科洋一選手(八尾市) 940g
5位 西岡唯志選手(小松島市) 2100g
6位 森本和弘選手(徳島市) 1400g
7位 池田弘之選手(明石市) 740g
8位 植田二郎選手(板野郡) 600g
※4隻の渡船の中で各船の上位1位と2位を選出し、上位8名を決める横取り方式を採用しております。