●釣行日
2024年5月23日
●お名前
玉川 正人
●ポイント
室蘭港
●使用商品名
静ヘッド 36g
●魚名
ヒラメ
●全長
88cm
●重量
6.74kg
●釣果コメント
例年では6月上~中旬頃から釣果が活発となる北海道の室蘭、噴火湾方面のヒラメですが、今年は例年よりかなり早い5月中旬から盛り上がりを見せ始めており、情報を聞いた私もワクワクを抑えきれず連日釣行を重ねています。
開始時刻は18時で、17時半の満潮から下げ始めたタイミングでした。70~80m程正面にキャストし、ボトムから50cm前後のレンジキープをしながら手前までリトリーブという行程を何度も繰り返すこと40分程、手前20m程の基礎ブロックと砂地の境目辺りに差し掛かった時に「コツッ」とした小さなアタリ。フッキングしても全く動かず、更に力を掛けるとようやくヌルっと動き出し大物であると確信。一旦様子をみるためドラグを緩め魚の凄まじい突っ込みをやり過ごしつつ、おおよその力の強さを確認したところで慎重にドラグを締めていき、時間を掛けながら魚を寄せ無事にネットイン!
上がってきたのは88cm 6740gの自己記録となる座布団ヒラメ!嬉しさと感動と、緊張がほぐれた安堵から全身の震えが止まらない最高の日となりました。
ここ数年、この釣り方をするうえで私が気に入っているのが静ヘッドです。安定した水平姿勢をキープし、しっかりと足元までアプローチできる点、ヘッドが均等に水を受け流すためワームの引き抵抗を感じやすくレンジキープが容易な点、ワームのアクションを邪魔せず本来の性能を引き出せる点(特に今回はフラットサイド形状のワームのローリングアクションを引き出し、強い明滅を演出できたのではないかと考えています)が気に入っています。私の今までの経験上、漁港、港湾部のヒラメは意外と手前の基礎ブロックに着くことが多く、特に大型はあまり動き回らず一等地で餌を居食いする傾向にあると思っており、実際に釣り上げた座布団クラスの殆どがそのような場所で釣れています。そのため大型狙いとしても上記のような静ヘッドの特性は大型狙いにマッチしているものと思っています。また、今回のような特大サイズのヒラメに対しても全く曲がることのない強靭なフックも、いざという時の強気なやり取りを安心して行う事が出来る強みであると思っています。
これからハイシーズンを迎え、益々賑わいを見せる予感のする北海道のヒラメを楽しむためにも、静ヘッドをローテーションの一つとして組み込んでみては如何でしょうか。
【タックル】
ロッド:10ft.MHクラス ショアキャスティングロッド
リール:4000番スピニングリール
ライン:PE1号
ショックリーダー:フロロカーボン20lb.
ジグヘッド:静ヘッド36g
ワーム:4インチ シャッドテールワーム