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戻りアタリだ!

 

  • 釣行日;2021年12月12日
  • お名前:まっくす
  • ポイント(場所):浜田港
  • 使用商品名・号数(使用鈎・仕掛・ルアーなど):ザ・ロック 13号 
  • 魚名:石鯛(銀ワサ)
  • 全長:51 cm
  • 重量:2.8 kg

 

 

近年、メディアやYouTube等で注目を集めかぶせ釣りが石鯛釣りの新たなカテゴリーとして認知されるように成ってきました。

 

今回は12月12日夕マズメ2時間の釣行をもとにカブセ石鯛に於ける貝餌の種類、そのアタリとフッキングについて記載してみます。

 

カブセ釣りでの代表的な餌としては牡蠣とイガイがあります。

 

秋から冬に移り変わるこの季節、水温の変化に伴い海中の状況も刻々と変化していき、餌の特徴を理解し如何に釣果へ繋げていくかが重要になってまいります。

 

まず簡単に表現すると

  • イガイは身持ちが良く餌とりに強い代わりに掛け合わせのタイミングが難しい。
  • 牡蠣は集魚力が高く食い込みが良い代わりに餌とりには極端に弱い。

と言った感じでしょうか。

 

掘り下げるとフォールスピードや石鯛の付き場による特効性の違いもありますが、それはまた機会があればその時にでも

 

この日は季節の変わり目でもあり牡蠣とイガイ2種類を用意しました。

 

午後3時に実釣をスタート

 

まずは牡蠣餌で開始してみます。

すると水温が高いせいか餌とり達が多く、着底までに音も無く取られてしまいました。

 

そこで刺し餌をイガイに切り替えると今度は底まで餌は通り、餌とり達の反応が竿のティップから聞こえてきます。

 

何度か繰り返していくうちに、餌とり達の声は小さくなり明らかに今までと違う【ゴンッ】という力強いアタリが現れる

 

しかし後が続かない…

 

殻ごと噛み砕く補食のし方をするイガイでは初撃からもうひと押し待つ必要がある。

 

間髪いれずこのタイミングで刺し餌を牡蠣に替えると着底後、餌の重みでお辞儀していたティップが生命感を持ったまま浮き上がるこれが牡蠣餌での代表的な「戻りアタリだ!」

 

付け方にもよりますが、露になった貝身を補食する牡蠣の場合は待つ必要は無い。

 

瞬時にフッキングからロッドのフルテンションを掛けると上がってきたのはサイズこそ50一寸だが体高のあるパンパンな雄の石鯛。

尾鰭周辺になごりを残す銀ワサだった。

 

さて現在この【かぶせ石鯛】には専用のハリは存在していない。

 

特に牡蠣餌を使用する場合、フックの形状で重要なのが柔らかい牡蠣の身切れを少しでも軽減させるハリの懐広さ!

 

これが狭いと、誘い上げただけで身切れを起こします。

 

愛用する【ザ・ロック】は強度・懐ともに私がイメージする「かぶせ石鯛バリ」に近いものと思っています。

 

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