いよいよ源流のイワナのシーズン!
北関東、南東北が主なフィールドの私は大きなニッコウイワナを求めて源流に入ります。
今回は山形県側の飯豊山、ダイクラ尾根西側を流れる桧山沢と、同じく山形県大朝日岳北側にある見附川に行ってきました。
どちらも日帰りの軽装備で、健脚が自慢の僕です。
桧山沢では8月なのに雪のトンネルがありました。
タックルは竿6.6m、ラインはザイト渓流1.0号(ナイロン)、鈎は忍ヤマメ9号、エサは太いミミズです。
徒歩2時間程度のアプローチでアベレージ30センチのくらいのイワナがたくさん釣れます。
忍ヤマメはケン付きなのでエサを良い状態で刺すことができ、イワナにもとても有効です。
エサを見切られる場合には、一度餌を鈎から外し、再度鈎を刺す位置を変えて刺し直します。
ドバミミズはそんなにたくさん源流に持ち込めませんから一匹が貴重です。
細軸の忍ヤマメなら鈎の刺し傷も小さくエサが弱らないので安心です。
さらにタフワイヤー素材により、鈎先の鋭さが持続します。
この日は34センチが最大。
桧山沢は通ラズが多く、高い高巻きが多いので転落しないよう注意しましょう。
見附川ではお盆を過ぎても立派な雪渓がありました。
たくさんの虻と雪景色、なんともミスマッチ。
見附川は息子と釣行しました。
水温は16℃、この川は泳いで移動する場面も多いので水温が高いと助かります。
イワナのアベレージが大きくなるまで三時間ほど川ズ通しで歩きます。
38センチ。
もっと大きいのがパクっといく寸前でエサを見切られ、次の瞬間横から出てきて盗みとっていったのがコイツです。
これでも十分な大イワナでしょ。
グイグイ竿先を引っ張る元気のいい魚でした。
フックもどんどん進化してきてヤマメもイワナもより狙いやすくなりました。
まだまだ源流シーズンはこれから。
皆さんも安全釣行で楽しい渓流ライフを!
茨城県 上谷泰久さん