●釣行日:平成29年12月29日
●お名前:永松浩樹
●ポイント(場所):長崎県/下五島/黄島-小ビロー、渡船:おうしま
●使用商品名・号数:剣華グレ5~8号
●魚名:尾長グレ
●全長:45cm 他7匹
●重量:? kg
竿:1.5号,1.7号 道糸:2号,3号
ハリス:2号,3号 ウキ:00号
平成29年の釣り納めをするため、五島列島最南端の黄島に出掛けました。
この磯は福江島にある瀬渡船2艘のみ許され、本土からの直行瀬渡船は許されない磯釣り桃源郷。
私は小ビローという小さなハナレ瀬に上礁。足元から本流が流れており、デカい尾長グレが大きな口を開けて待っていること間違いなし。
朝マズメは道糸,ハリス共に3号とし、尾長グレ対応の剣華グレ8号を使用。釣り方は断然有利な水平ウキを用いた全層沈め釣り。
期待とは裏腹に思いのほか、グレの活性が低くアタリがありません。ツケエも取られない状況が続きます。
メチャ早い下げ潮が緩みだすと、ツケエが取られ出したため、ウキに貼ったバランサーと呼ばれる板鉛を少し剥がし、針を剣華グレの6号にして仕掛けの入りにブレーキを掛けます。
すると直ぐに道糸がひったくられるアタリ。
思いっきり走らせて、アワセを入れるとパワフルに締め込んで来ます。針が口元にフックしていることを信じ、強気でやり取りします。数分のヤリトリで仕留めたのは45cmの尾長グレ。
このエリアのグレは他のエリアよりパワーと持久力があるのが特徴。その分、口元にフックさせなければ、ハリス切れのリスクも高くなります。
しかし剣華グレを用いれば、高確率で口元に掛るので、その心配も軽減出来ます。また中軸で比較的軽いほうなので、仕掛けをゆっくり入れたい場合でも、ある程度は対応出来る優れもの。
使用上の注意点としては、ネムリが深いので、思い切って走らせ、飲み込んだくらいでアワセを入れると、口元まで針が戻ってきてジゴクにフックさせることが出来ます。
納竿の午後3時までに良型のみ8尾を釣り上げることが出来ましたが、本来であればその倍以上は釣れる釣り場。
オーナーばりの色んな針を使い分けることで、釣果も必ずアップします。3月までは九州西磯ではグレ釣り祭りが続きます。皆さんもオーナーばりを片手に出掛けましょう。