スタッフの西馬です。
★船宿・ゲーム
おなじみの舞鶴のSprinter(スプリンター)の今永船長にお世話になり、
シーズン中盤のサワラのブレードゲームとアマラバの2本立てに行ってきました。
★釣況
1週間前ほどは、特選京サワラがよく釣れていたそうですが
つい最近、マイワシの大群が湾内に入り、一緒に出て行ってしまったようです。
ただ感度があれば釣れるということもあり、期待は高まります。
★ポイント
基本的にサワラブレードゲームのポイントは舞鶴湾港域になります。
水深:ベイトの状況を見ながらのポイントを決めるので現場次第となります。
ジグ:同様その日の現場状況次第となりますが60g~120gが軸で
潮風の加減で重たいところも必要になる場合があります。
★フックセッティング
ここで重要なのが、ブレードセッティングになります。
私の場合は以下のアイテムを使ったセッティングでやりました。
シングルフックバージョン
・リング①:P-04 #1
・リング②:P-12 #3
・スイベル:タフステンスイベルジグスピン TSS-51 #1
・フック :SJ-41 #1~2/0
・ブレード:マスクドスピン(部品取り)
ダブルフックバージョン
・リング①:P-04 #1
・リング②:P-12 #3
・スイベル:タフステンスイベルジグスピン TSS-51 #1
・フック :SD-36 #2/0
・ブレード:マスクドスピン(部品取り)
・熱収縮チューブ黒 2㎜
★セッティングのポイント
・ボールベアリングが必須であること。
・スプリットリングを極力減らす(トラブル回避)ことです。
★実釣
午前中は風無しの予報で昼頃より風が吹き始める予報なので、
プランはサワラ→アマラバ→サワラの予定で、アマラバのタイミングで風が吹き始めれば
条件的には良いと言える1日の予定で出船。
朝イチ、ダブルフックのセッティングよりスタートしますが、
一投目サワラカッターの洗礼を浴び、いきなりラインが高切れしました。
リーダーを復旧させすぐに投入すると、隣の方がヒットし、急いで回収中にヒット、
ラインクロスにより、PEラインがお隣さんのスプリットリングの隙間に入り込み
当然ながらラインカットと2投でダブルフックが強制終了しました。
お隣の方はいきなり特選京サワラ!!お見事です。
気を取り直して、シングルフックチューンで再開してすぐにヒット。
急にガツンと食いつくアタリがたまらないです。
サゴシ大サイズの通称サゴラをゲットしました。
ここでサワラの反応が薄くなったので、昼からの風を期待しアマラバのポイントへ
移動しました。
ポイント到着するも風は無風で潮はわずかに動いている状況でした。
タイラバシンカーを150gから60gに替えてキャストで距離を稼ぐも成す術もなく
マフグが釣れ続けました。
ようやく、待ちに待った風が吹き始めるのですが、いきなりの爆風でシンカー200gでも
底どりの回数ができても2~3回と厳しい為、すぐに330gに交換しました。
すると必然的に底どりできる回数が大幅に増えるのでアタリが増え、最終、
アマダイは6枚と自己記録を更新しました。
★アマラバのここがポイント!
舞鶴においてのアマラバで重要なポイントは以下に書き留めておきます。
・底どりがしっかりとできるシンカーウェイトを使用すること。
・狙うレンジはボトムから5巻きまでで十分です。
・ネクタイは極力絡まないものを推奨します。
・地域によりますがトレーラーワームは必須となります。
・フックセッティングは3本鈎の仕様のものが良いです。
ある程度、楽しむことが出来ましたので、最終、サワラポイントに移動しました。
状況は午前同様、魚探の映りもボチボチといった感じでしたが、
ポイントをひたすら流し続け、一人がヒットするとそこから立て続けにヒットと
高活性状態が数十分続き、しっかりと2本キャッチすることができました。
★サワラのブレードのポイント
・船長の指示棚に合わせてしっかりと巻き続けること。
→フォールで誘うこともできるが巻きでしっかりと掛けるほうが
ラインブレイクのリスクを軽減することができる為。
・ラインの放出方向を常に把握しておくこと。
→ラインの太さ、使用するジグウェイトが異なると、船潮の方向により
ラインが隣の方とクロスする可能性があります。
その場合は一度しっかりと回収して、再投入することをオススメします。
ライントラブルを少なくすることを心掛けるというのがやはり重要です。
・可能であればサブタックルを準備すること。
→回遊待ちと時合が比較的短いので、ライン復旧時間が大幅な釣果ロスに繋がる為。
緊急用に復旧リーダーとして“サワラ太刀魚キャスティング先糸”がオススメです。
時合中にライン復旧するのにこのアイテムは最高に保険がテキメンします。
特に厳寒期や雨風でノット復旧はあまりにも精神的にも過酷です。
1枚でもタックルボックスに忍ばせておくと、ありがたみが実感できる一品となります。
※ワイヤー仕様ではありません。
余談
別日に釣り仲間とサワラゲームに行った際に、3連続ラインカットされた釣り仲間が
ノット復旧地獄で心を折られ、横の方が特選京サワラを釣った瞬間の顔が忘れられません。
帰りの車中で“先糸”を持ってきていれば家路に着くまで悔やんでおりました。
★釣果
個人釣果は、サゴラ3のアマダイ6と大満足で終了しました。
船釣果も悪条件の中とはいえ良い釣果でした。
★最後に
釣れたサワラは4日熟成し、シオタタキにして頂きました。
最高に旨いサゴラ、またチャンスがあれば特選京サワラを狙いに行きたいと思います。
■釣行日
2024.02.18
サワラブレードゲーム
■タックルデータ
ロッド :ジギングロッド
リール :ツインパワー5000
ライン :PEライン1号
リーダー:フロロ8号
ルアー :TG80g~120g
フック :SJ-41TN #1~2/0
アマラバ
■タックルデータ
ロッド :エキサイトゲーム
リール :フォースマスター600
ライン :PEライン1号(最低300m入)
リーダー:フロロ8号
ヘッド :鉛150~330gメイン
アシスト:マルチカスタムホールド3本
スタッフ 西馬諒