スタッフ大東です。
寒がりな私には辛い季節がやってきました。
そんな寒い季節に楽しめる釣りをご紹介したいと思います。

今回お世話になったのは淡路島由良より出船の廣田丸さん、ターゲットはサンバソウ。
この時期のサンバソウは、食味が最高で非常に美味。それだけで狙う価値のあるターゲットです。

仕掛は胴突の3本鈎で餌は船宿が用意してくれる活きたエビ。
この日は餌の入荷が無く、マムシ(本虫)を持ち込んでの釣りとなりました。

サンバソウは磯の凹みにいる事が多いので、オモリを底に着けてゼロテンションで当たりを待ち、当たりがなければ、仕掛を1m程あげ再び凹みを探しながら仕掛をコントロールし、当たりを待ちます。
いかに根掛らず本命の当たりを出して行くかがポイントとなるテクニカルな釣りです。

期待を込めて第一投！
潮は早く、少し仕掛をステイさせると根掛かります。船の流れる速度を意識しながら仕掛を止める事が重要です。
根掛かりを外す技術も必要で、上手く外せないと仕掛、オモリがいくつあっても足りません。

仕掛は『船八目』でスタート。
思いの他潮が速く、仕掛が毎流しのように無くなるので、一旦仕掛を2本鈎の『ハタ鯛五目』に変更。
ハリ数を減らし、根掛かりする可能性を少しでも減らそう＆チャンスタイムまでに餌を節約しようという作戦です。

中々本命らしいアタリが無く、コツとかコンとか
の小さいアタリのみで、上がってくるのはカワハギ、チャリコと餌取りのみ。
状況的にはかなり渋いようです。

潮が緩みだし、ここが勝負と、ひとつだけ持っていた試作品の仕掛を投入。
底を取りながら、仕掛をステイさてせいるとコン、コンとアタリ。
少し辛抱しながら本当りを待ちますが、喰い込まず、コン、ココン、グッと少し竿先が入ったところでフッキング！

重量はソコソコ、本命か？上がって来たのは、マズマズの本命サンバソウ！
苦しい状況での嬉しい一枚となりました。
ここから一気に釣果が続くかと思われましたが、そんな事も無く難しい状況が続きます。

その後、仕掛寸法やハリの種類アレコレ試しながらアタリを待ちましたが、反応なし。
転流のタイミングで小型を一枚追加し納竿となりました。

■釣行日
2024/1/11

■使用タックル
ロッド　太刀魚テンヤ用8:2　190
リール　小型両軸リール
ライン　PE1.5 リーダーフロロ8号
オモリ　80号〜60号
仕掛　　船八目　4号〜5号
ハタ鯛五目　5号

スタッフ　大東哲也