こんにちわ!スタッフ大東です。
今回は冬シーズンに突入した明石の鯛ラバレポートです。
お世話になったのは、神戸垂水漁港より出船の『sacodo(さこど)』さん。

今回は製造部の上司が鯛ラバで鯛を釣りたいという事で、ガイドも兼ねての釣行です。
登場は寒波の襲来で西風爆風と条件的には厳しい予報。
さてさてどうなりますか・・・

出船は6時、港を出てすぐの明石海峡大橋東側 水深80m、ヘッドはタングステン60gネクタイはシングルショート系のオレンジゼブラ、フックはプロトの8号2本鈎セッティングでスタートです。

何回か流し直しますが、アタリは無く、やはり厳しい感じのスタート。
そんな中、強烈なアタリ!これはデカイ鯛だと思いましたが・・・コブダイ

とりあえず、魚の反応はあったという事で気を取り直して巻き巻き。

深場での反応はイマイチだったので、浅場へ移動。
水深20m前後で、結構海苔が流れています。

海苔養殖の盛んな明石エリアは、冬場のパターンとして海苔パターンというのがあり、海苔を意識したネクタイカラーやシルエット、レンジ、フックセッティングが真鯛攻略の鍵となります。

ヘッドを40gに変更してナナメに引けるようキャストして巻き巻き。
ネクタイカラーは活性の高い個体を拾って行きたいので、オレンジゼブラを継続。
すると狙いが的中!ファーストフィッシュはまずまずのサイズ。
鈎は口先に浅く1本掛かっているだけなので、食いは浅いのか?

続けて、同じ様にキャストして引くと、アタリ!
今日は角度がついたナナメ引きが良さそうです。
少しパターンが掴めたので、ここから一気に釣果を上げたいところ。

上手くパターンを掴めると、連発するのが鯛ラバの面白いところ。
ここで、2枚目、3枚目と追加。
ここで、上司にヒットパターンを伝えミッション達成を目指します!

すると、上司の竿にアタリ!やったー!と思いましたが、フックオフ、何やら巻きを止めてしまったらしい。初心者あるある・・・

西風がどんどん強まり、船の揺れは大きくなり釣りにくい状況に。
早上がりになってもおかしく無いので、何とか1枚釣って貰わないとと焦りましたが、最初のアタリでコツを掴んだ上司は連発!
無事キャッチでミッションクリアー。

やはり、鈎掛りは浅いので、少し鈎を変形させて対応します。
(強度劣化、怪我等の恐れがあるのでメーカーとしては推奨しません。)
この作戦が功を奏して、乗らなかったアタリが無事フックアップ!2枚を追加して、フィニッシュ!

厳しい海況でしたが、ヘッドウェイトの調整や魚の活性に応じた、フックセッティングでまずまずの釣果で終える事が出来ました。

これからの季節は難しい状況の日も多くなりますが、よりゲーム性の高い鯛ラバが楽しめるテクニカルな季節。
皆様も是非冬の鯛ラバ楽しんでみてください。

■釣行日
2023/12/16

■使用タックル
ロッド 鯛ラバ専用ロッド5ft
リール 小型両軸リール(ローギア)
ライン PE0.8号、リーダーフロロ4号
ヘッド TG40g〜80g
使用アイテム プロトフック8号
チェンジストッパー

スタッフ 大東哲也