スタッフの西馬です。
冬季のディープタイラバが日本海側でも開幕となり、おなじみの舞鶴のSprinterの今永船長にお世話になってきました。
では、レポートになります。
使用したアイテムは、チェンジマルチカスタムホールド3本となります。
このアイテムをセレクトした理由は、3本鈎が有効であるという点です。
① 日本海のディープタイラバでは、トレーラーワームが必須である。
② 船の流し方はドテラ流しで潮風が強い日(=払い出しが強い場合)に有効である。
③ ヒットレンジが遠い場合(100m~200m)に多点掛けが有効である。
②、③については、水圧の影響による身切れ、ヒットした箇所からのファイト時間によるフックアウトのリスクを少しでも回避する(=多点掛け)という理由です。
タックルセッティングについては、スプリンターの今永船長も問い合わせが多いそうなので、参考程度に記しておきます。
ロッド :タイラバロッド (表記グラム数より重たいものを使用する場合は自己責任で)
リール :両軸リール オススメはロングハンドル、下記PEが300m以上入るもの
ライン :PEライン0.8号~1号 ※最低でも300mを入れること。
リーダー:4号~
ヘッド :120g~300g以上 ※250~300gは必ず忍ばせておきましょう。
今回、私の場合、タックルセッティングは従来(上記)から大きく変更しました。
1日を通してしっかりと集中してやりきるために、電動リールでできないか挑みました。
ご参考程度に↓
タックルセッティング
ロッド :エキサイトゲーム
リール :電動リール
ライン :PEライン1号 300m以上
リーダー:8号
ヘッド :300g、330g ※この日は潮風ともに飛んでいましたので200gは使用不可。
メリットは
★手首・腕への負担が大きく軽減することで、しっかりと集中できる点。
★特に回収の負担が軽減されるので、ロングレンジを安心してやり取りができる点。
★違和感(ネクタイ絡みなど)があった時にすぐに回収できる点。
主に体力面と集中力に直結するメリットを感じられました。
デメリットは
★フッキングしてからの魚種がわかりにくいので、やり取りが難しいという点。
真鯛なのか青物なのか、それ以外なのか(=ドラグ調整を考えさせられる)
基本的なことは以上となります。
では、本編となります。
出船より1時間半~2時間移動し、ポイントに到着。
シンカーウェイトは、はじめ150~200gは潮風ともに強く船がよく流れる日でしたので使用不可のレベルでした。
しっかりとラインを払出し、底どりの回数をとるために300~330gがメインとなりました。
必ずしも毎回250~300gのウェイトのものが必要かといえば、そうではありませんが、日本海の冬季におけるドテラ流しで行うディープタイラバは、250~300gの出番は多いと感じます。
つまり軽いウェイトしか持ってきていない場合、潮風が緩くなるまで中々勝負できないということになりますので、留意点としてここに記しておきます。
ウェイトセッティングし、いざゲームスタートです。
今回はシンカーカラー、ネクタイカラーはレッドで統一しました。
理由は、迷わないように芯を持ってという理由です。
着底位置180mですぐさまヒットで立て続けにマダイを3枚ゲット。
綺麗な40センチサイズのマダイでした。
3枚ともしっかりと多点掛けで、フックアウトの余地はないです。
ポイントを戻し、再投入。
着底すぐに抑え込むようなアタリがあり、この段階で今日イチの重量ですが、いつものタイラバロッドではないため、デカいマダイなのか青物なのか全くわからない状況なので、ここは慎重にやり取りをしました。
あがってきたのはメジロ大でした。
ここではじめは小さいサイズが多かったのですが、サイズの大きいものと小さいものが混じり始めており、大きいマダイが釣れている人の傾向をみるとネクタイカラーとトレーラーワームがグリーン系とあったのでここではじめて交換、投入。
すぐにサイズアップしました(笑)
更に追加でもう一枚と好調です。
少しあたりが遠のいた時間帯ありましたが、今日のアタリのパターンは、巻き速度を早巻、ヒットレンジは着底後10巻き以内でライン放出量は200m付近、早い段階で情報は集約できたので、1日ほぼブレることなく集中してプレイできました。
更に追加で73センチを追加でサイズアップ。
最後のひと流しで更にマダイ追加で納竿となりました。
大変、満足と達成感に満たされた日となりました。
やはり、多点掛けが有効なマルチカスタムホールド3本が秀逸すぎてバラシなしという点がやはり釣果に直結したと感じた釣行となりました。
船内釣果も良き感じでありました。
■釣行日
2023/11/23
■遊漁船
SPRINTER 今永船長
■タックルデータ
ロッド :エキサイトゲーム
リール :フォースマスター600
ライン :PEライン1号
リーダー:フロロ8号
ヘッド :鉛300~330g
アシスト:マルチカスタムホールド3本 #7~#9
スタッフ 西馬諒