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北海道トラウト遠征釣行

夏休み最後の週末前後に、例年にない記録的猛暑の北海道へ息子とトラウト釣行を4日間強行!

今回のテーマは
息子にルアーで魚を釣らせること
そして
「モノより思い出」とどこかのCMのように息子により強い釣りの思い出を作ってもらうこと。
その思い出が、釣りを今後続けてもらうきっかけになれば、と思い実行しました。
もちろん「一生幸せになりたいなら、釣りをしなさい」という名言(迷言)のように息子が釣りを趣味として一生続けて貰えれば、父親としては、釣友が増えていいかと笑。

北海道初日は十勝地方でレインボー、ブラウンを狙いましたが、やはり猛暑のせいか、トラウトはご機嫌ななめで、出てくれたのは、私にブラウンが1尾のみ。息子はボーズ。暑さと川歩きに苦戦してました。

2日目は暑さを避けるため知床方面に大きく移動。息子が歩きやすい比較的水量の少ない川へ。

川に入ると幾分涼しく感じますが、知床地方でも気温35度とここでも猛暑。
息子も何とかショートバイトを拾い、念願のルアー初フィッシュであるオショロコマをゲット。

 

小さなヤマメもST-26の鋭い鈎先にフックアップする場面も。

やはりリアフックに掛かる魚が多く、
魚の活性が低いのがわかります。
それでもコンスタントにオショロコマのチェイスはあり、
またサクラマスのペアリングを観察しながら川を遡行。
夏の終わりを感じました。
けれども酷暑に勝てず、3時間ほどで退渓。
その後、息子のリクエストで少し海でブラクリ。波止から少しだけ竿を出すと私たちの住んでいる地域では見られない根魚が遊んでくれました。

 

3日目は2日目の場所から知床半島を横断した側の川に入ります。

ここは河口近くにヤナがあり、カラフトマスがたくさん遡上していました。

こちらの川では、今までの川と異なり、少し奥へ入渓していくと、ここぞというポイントからはしっかりと反応があり、オショロコマもチェイスも多く、息子も夢中になり釣り上がります。

もちろん野生動物のテリトリーなので、私は周りに細心の注意を払いながら。
時に渡渉時などは息子の手を取り川歩きを手伝いながら釣り上がると、想定の倍以上の時間がかかり、退渓の目安のポイントまでしっかり6時間ほど釣り、この日は息子も大満足。川歩きも、キャスティングも慣れて来ているのが横で見ていてもわかります。
結果、多くのオショロコマとヤマメが遊んでくれました。

最終日は空港への距離も考え、大雪山系の大場所一ヶ所のみを攻めます。
というのも前日の夕刻、かなりのゲリラ豪雨でできる釣り場か限られると思い、濁りの入りにくい場所へ。
案の定、水量はいつもよりはるかに多く、ヘビーシンキングのディープタイプでも底どりできない状況。型が出るポイントだと考え、訪れたのですが、
結果は3日目と同じようなサイズのオショロコマが、息子と私に仲良く1尾ずつ。

飛行機の時間を考慮し、早めに退渓し、空港近くの千歳サーモンパークへ。鮭の遡上を観察し、しっかりとトラウト類の勉強もして、今回の遠征終了。

皆さんも一番身近な存在である家族を誘って釣りをしてみませんか?
もちろん理解のある、なしはあるかと思いますが、体験した本人にしかわからない興奮と思い出がしっかりと刻まれると思います。今回猛暑のため釣果は芳しくなかったですが、うちの息子は楽しかったようで、早速友だちに報告してました。
そして「また行きたい!」と嬉しい要望も。中学生になり部活に忙しくなる前にまた行きたらいいなあ。

注意 北海道内での河川内ではサクラマスは禁漁です。鮭やカラフトマスも特例の場所を除き禁漁です。また河口部分も禁漁区域が海岸線に設定されている場合があります。ルールを守り釣りを行いましょう。

■釣行日 
8/25〜28

■タックル
竿 5ft ULトラウトロッド(息子)
  5.6ft L トラウトロッド
ライン 4lbナイロン
ルアー 40〜70mm シンキングミノー
    40〜70mm フローティングミノー
フック ST-26 #14 #12
ST-36BC #14 #12 #10 #8

スタッフ 垣本将輝

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