今年は山陰のイカメタルが絶好調ですね。
浜田沖も例年よりもマイカのシーズンインが早く、まだヤリイカが混ざるような時期に釣れ出しました。
最初期は特大の剣が釣れ、そこから時期が進むに連れ、サイズも小ぶりになっていき、数釣りのシーズンとなります。
昨年は9月中ぐらいまで釣れたので、今年もしばらく楽しめそうです。
そんな6月初旬の浜田沖に釣行してきました。
ではレポートです。
今回は泳がせのクエのポイントとイサキ釣りのポイントの下見を兼ねて、いつもより早めに出ました。
目星を付けていたポイントの地形を見に行きます。
思った通りの底質で根がゴロゴロとしているポイントでした。
クエがいるか調査してみたいポイントでした。
イカ餌を持っていって泳がせたいと思います。
魚探をかけながら地形を見ていると、固まった反応を発見しました。
試しに自作の10本フラッシャーサビキを入れてみます。
イサキ用に作ったフラッシャーサビキで、ハリスは6号の剛華HG6号です。
イサキが喰わないか試してみます。
すぐにヒットしますがイサキではなく、明らかに青物の引きです。
ハリスが細いので、切られないようにドラグを緩めてやり取りしますが、枝が切れて上がってきません。
再度投入してみます。
再度掛かりますが、またもや切られました。
このハリスの号数では獲れないと諦めて、少し太めのタコを付けたジグサビキに変更します。
しかしスレたのか、フラッシャーのみに反応しているのか、それからは当たらず。
アヤメカサゴに遊んでもらいます。
時間があまりないので切り上げ、イカ釣りのポイントに移動します。
浅場のポイントに入れたので、夕マズメに期待しますが、あまりアタリはありません。
時合が来るまでコウイカのみの釣果です。
不安になりましたが、日がしっかり暮れてからは爆釣モードです。
すぐにイケマが満タンになります。
潮が緩いタイミングではレベルスッテを使用します。
潮が効いているタイミングではオモリグと使い分けて数を伸ばします。
超活性の時間は、このために作った8本浮きスッテ仕掛けで一気にかけて、効率よく釣っていきます。
1投げで最高7本ヒットのタイミングもあり、お祭りモードになります。
この仕掛けももう少し幹間を詰めて、短い棚で一度にイカを付けられる仕様の方が良さそうですね。
次回に改良して望みたいと思います。
しばらく多本仕掛けで釣れましたが、少し喰いが落ちたタイミングでは、掛けないと掛からないので、レベルスッテやオモリグが効果的です。
丁寧に掛け合わせていくと、素直に釣れてくれます。
今回試しでハリスを6号、7号と太めで試してみましたが、問題ありません。
これが低活性時にも影響ないようであれば、太糸の方がトラブルが少なくていいように感じます。
また試してみます。
その後もすぐにイケマが満タンになり、クーラーに入れ替えの作業が大変です。
その後も釣れ続け、2時過ぎで230杯と新記録です。
朝までやってそのまま活きイカを持って、泳がせに行きたかったですが、予想以上に釣れてくれたため氷が足りず、いったん帰ることにしました。
港に戻りイケマに20杯ほどイカを置いて、用事を済ませます。
再度港に戻ると、餌用のイカが全滅しています。
イカにも申し訳ありません。
ポンプで水を循環させていれば問題ないと思っていましたが、昼まで降った雨で港内の水潮が悪さをしたのか、残念です。
泳がせ釣りはまた次回にします。
次回に向けて色々なテーマができた釣行となりました。
青物対応号数のフラッシャー仕掛け、超活性時の幹間の短い多本スッテ仕掛け、太糸の仕掛け(オモリグ、メタルともに)など、準備をしっかりしてテストしたいと思います。
■釣行日:6月2日
■タックルデータ:
「イカメタル・オモリグ」
ロッド:トリプルクロス オモリグスタイル、レッドバック(ベイト)
リール:スピニング5000番、ベイト801番
ライン:PE0.8号+フロロ5号
その他:レベルスッテ、ストロングポイント、自作仕掛け
スタッフ 渋谷強志