この春最後の泳がせテスト釣行に行ってきました。今シーズンはクエやカンパチなど、さまざまな魚種でテスト釣行を行ってきました。
新型のフックやエサ取り用サビキ、太糸用ハサミなど、さまざまなアイテムを使用しました。今シーズンのテスト釣行では、いくつかの手応えを感じました。
そんな泳がせ釣行も今春最後の予定です。今回のテーマはフラッシャーサビキのテストです。
デカチビキや予期せぬ大型魚、10匹の大型サバが付いた時の負荷、400号や500号の大型オモリにも耐える幹糸の強度など、さまざまなテーマに取り組みました。それではレポートをお届けします。
今回は幸丸さんにお世話になりました。
まずはエサ取りから。試作のフラッシャーサビキを投入しました。今回は同船の影浦さんにもテストを手伝っていただきました。いつもありがとうございます。
感度を見つけてくれて、400号のオモリでベイトを直撃していきます。直撃した流しでは、すべてのベイトにエサが付くほど好調でした。
チビキには高級魚のハマダイが鈴なりで付いてきます。中にはほぼ完璧に付いた流しもありました。
たまにチカメキントキも釣れます。太糸を使って予期せぬお土産魚も獲れるのが魅力ですね。
餌が集まったタイミングで、いざ本命の泳がせ釣りに六の瀬へ。
しかし、この日は風もなく潮もなく、船が動かずに厳しい状況でした。それでもあきらめず、船長が頑張ってくれて、ナイスサイズのマハタがヒットしました。試作のプロトフックはしっかりと口の中に刺さっていました。口の中に刺すことを重視したフッキングが成功しました。
その後も海の状況に苦戦しましたが、みんなあきらめずに頑張り、ついに最後の流しに挑みました。心の中では諦めかけていましたが、影浦さんがやってくれました。
ナイスサイズのマハタです。
チビキをラッパ喰いです。プロトフックはここでも口腔内をしっかりと捉えていました。
今回のサビキに対する好感触と、厳しい状況でのマハタに感謝の気持ちでいっぱいの釣行となりました。
この春の泳がせテストは一旦終了ですが、今後はマグロなどの大物を目指して釣行していきたいと思います。
釣行日:5月24日
タックル:
ロッド:極スタンディング160
リール:電動6000番
ライン:PE10号+80号リーダー
仕掛け:プロトフック30号+60号ハリス3m
その他:プロトフラッシャーサビキ10本、ほつれん泳がせ強化チューブ、泳がせパワースナップ、三連スイベル、鉄筋オモリ300号~400号
渋谷強志