福井県では昨年末に多くの雪が山々に積もりました。
九頭竜川の源流となる白山山系にはまだ雪が残っており4月に入って徐々に雪代が日々入っています。
2月1日の解禁から九頭竜川サクラマスは3月末まで約30尾キャッチされた情報があるので母川回帰してきてはいますが良い年と比較すると1/10ぐらいの釣果ではないでしょうか。
聖地、九頭竜川サクラマスの復活を祈りたいです。
私は2・3月に毎週末、2~3時間釣行を行ったが全く魚らしき反応はありませんでした。
そして4/1(土) 11時に2年ぶりの九頭竜サクラマスをキャッチすることができました。
本流トラウト用8.6ftのロッドに4000番のスピニングリール、PEライン1.5号、リーダーフロロ20ポンド、ルアーとの接続はクイックスナップX #0 (更なる強度で信頼の商品です。)、魚との接点であるフックはST-36MF(マジックフッ素仕様)#5を使用。
ポイントは自宅から車で3分の新幹線上流。
毎年変わる川の流れですがサクラマスが好む沈みテトラ帯を入念に攻めていきました。
クロスキャストでダウンに入ったところの沈みテトラで軽くトゥイッチ2回入れると「クンックン」とロッドティップから手元にアタリが伝わり、大きくフッキングを入れました。
足場の高いところからのやり取りでしたが最後は落ち着きはらってから足場の低い浅瀬へ誘導してネットイン!
この時ばかりは喜びで笑顔が全開になります。
リアフックST-36 MF #5の3本とも上下の顎を捕えており、絶対外れない状態でした。
キャッチしたサクラマスは55cm 2.2kgと九頭竜サクラマスのアベレージより小さめなサイズでしたが、苦労して出会えた九頭竜川の恵みに感謝です。
最後に、サクラマス狙いのウェーディングの際、川石はコケがついており滑りやすく、転倒して流されるようなことがあります。
私自身も過去に何回か流されそうになったことがありますが、ライフジャケットを着用しているので落ち着いて最悪の事態は回避しております。
水難事故では水を飲みこみ、吐き出した勢いで再度飲み込むと意識が飛ぶらしいので、落水時の対処が速いライフジャケットを着用しての釣りを進めていきたいと思います。
カルティバフィールドテスター 中山隆夫