こんにちは、スタッフ渋谷です。
今年も行ける限り、大物系の企画開発テスト釣行を行っていきたいと思います。
今回の釣行テーマは、現在進行中の新鈎のテストです。
「とにかく掛ける」・「スっぽ抜けない」ことを主眼に置いたフックを目指してテストしてきました。
また数種類テスト中の餌用サビキもテストしてきました。
ではレポートです。
今回お世話になったのは、高知県土佐清水市の沖吉丸さん。
出港後、まずは餌の確保です。
今回、幹ハリス太糸のフラッシャータイプのサビキを準備して望みました。
ケイムラに夜光にとにかく目立つ用に作ってみました。
反応に当たりさえすれば、10本鈎でパーフェクトの全掛けが2回ほどあり、すぐに餌となるチビキとサバを確保することができました。
太糸で魚通しが引っ張り合っても切れない太仕掛けに手応えを感じました。
寸法等の仕様はこのままでも良さそうなので、また次回フラッシャーのカラーパターンの違いを調べたいと思います。
この餌取りで高実績のめっちゃ短い青物チョクリでも全掛けもあり、安定の釣果でした。
餌も十分集まったので、次は本番の泳がせ釣りです。
チビキを目通しでテストフック30号にセットします。
1時間ほど反応なく、ポイント移動後1投目ボトムより少し浮かせたところでチビキが暴れだしました。
そのまま集中していると、咥えて走ってくれました。
狙い通り口の中を引っ掻きながらカンヌキをフックが捉えてくれていました。
10キロほどのヒレナガカンパチ。
その後もスタッフ藤岡に特大のカンパチ・イシナギ・クエと大物が襲い掛かります。
まさにオーシャンバトルな魚ばかりでした。
その模様はまた別日のスタッフブログをご覧ください。
その後、私にも久しぶりにチビキが暴れる反応が。
咥えて反転したタイミングでアワセます。
カンパチっぽい強烈な突込みに耐え、上がってきたのは20キロほどのヒレナガカンパチ。
フックも狙い通り、口の中をスッポ抜けずに捉えてくれていました。
この日私を含めプロトフックで上がった魚は、スッポ抜けなし、無変形で魚を連れてきてくれました。
このフックにかんしては満足の出来です。
製品化され、どんな魚を見せてくれるか私も楽しみです。
今後は掛かり所を探して、カンヌキや口先周りにかけ、呑まれない、掛けたらラインが切れずに必ず魚を見れるような
そんな鈎を試作していきたいと思っています。
また大物目指してチャレンジしていきたいと思います。
■釣行日 2/12
■使用タックル
ロッド:極スタンディング160
リール:両軸20L
ライン:PE10号
リーダー:80号
仕掛:オーシャンバトルプロト30号仕掛
サビキ:プロト10本フラッシャー仕掛
オモリ:300号~400号
スタッフ 渋谷強志