●釣行日
2022年10月15~16日
●名前
スタッフ 西浦伸至
●ポイント(場所)
島根県隠岐の島 御波一文字
●使用商品名・号数(使用鈎・仕掛・ルアーなど)
投次郎40g+STX-58#3~4+マスクドスピンM、撃投ジグレベル80g+ファイアフック3/0、虫ヘッドパワー2~3g+虫パフックM他
●魚名
クエ40~50cm2匹、アコウ~50cm約15匹、イシダイ45~50cm2匹、イシガキダイ~30cm3匹、コブダイ40cm前後3匹、イラ40cm1匹、ハコフグ20cm、ハマチ60cm弱1匹、サゴシ50cm1匹、イトヨリ30cm1匹、ガシラ25cm1匹、アジ10~40cm約30匹、メバル20~25cm10匹他
秋真っ盛りな週末、肩の手術を終えた友人松岡さんのリハビリのため、島根県隠岐の島へ釣行しました。
友人の肩がまだ本調子ではないため、磯へ渡るのは難しいと判断し、磯と同等、いやそれ以上のポテンシャルを秘めているスーパー一文字「御波一文字」へ渡ることにしました。
ここは先日虫ヘッドおじさん目指せ100魚種の旅の撮影で訪れましたし、過去に渡った時には強烈に根魚が釣れたので、根魚をメインとして、波止泊まりしながら秋の様々なターゲットを狙うプランです。
どんな波止なのかは下記動画をご覧いただくのが一番かと。
七類港から浜吉丸さんに乗り、約1時間半で御波一文字へ。
薄暗い時間に一通りの準備を進めます。
メインの投次郎+マスクドスピンのブレードジギングに、撃投ジグレベル80g+ファイアフック3/0でのショアジギング、ダイビングペンシルでのプラッギング、そしてカブセ釣り(もどき)を準備。
朝まずめはダイビングペンシルとジグを投げるも無反応。
日が昇ってからはブレードジギングにチェンジ。
この一文字は足元でも15m近くあり、フルキャストすれば50m近くある超ディープエリア。
底まで明るくなるまでにタイムラグがあるのか、しばらくはブレードには無反応。
友人はタイラバでちょくちょくアタリを出しており、マダイを連続ヒット。
遅れて私が50cmクラスのアコウ(キジハタ)、そして友人はタイラバでシオ、私がイトヨリ(おかっぱりでは初めて釣りました)…と魚種多彩にコンスタントにヒットしてくれます。
日が完全に上がってからはブレードが有利となり、40~50cmと小型ながらもクエが釣れ、35~50cmのアコウがポツポツと釣れ続きます。
この一文字は、急激にかけ上がっているため足元の敷石が強烈ですので、鈎先がよく損傷します。
フックとマスクドスピンの予備は数本持っておくのが無難です。
ブレードでガシラがヒットした時、引き上げてくる時にヒラマサらしき青物のチェイスが見えたので、急いでショアジギングタックルを取りに戻り、ジグを投入すると数投で反応したものの、食いが浅かったのか一瞬フックに乗っただけでした(足元の見えるところで食いました)。
マイクロベイトの気配が濃く、時折逃げ回っているので、ブレードの表層引きをするとサゴシが釣れ、沖にジグを投げればハマチ大がヒット。
さすがはスーパー一文字、あまりにもでき過ぎな展開。
昼までに一通りのターゲットは釣れたので、とりあえず次のターゲットを狙おうとカブセ釣りをスタート。
エサは友人が通販で購入してくれたイガイ(セトガイ)。
まずは4個ほど踏みつぶしてマキエにしてから、虫ヘッドパワー2g+虫パフックMに殻を開けたイガイを付けて投入。
しばらくはエサ取りが続きましたが、昼頃になってようやくそれっぽいアタリが出たと思ったら、まさかのイラ。
辛抱強く投入を繰り返していると…1時間後にヒット!
ヒットした直後はそうでもなかったですが、浮かせるごとに抵抗が増し、横へギュンギュン走ってくれます。
途中スリットに入られて冷や冷やしましたが、何とか水面に浮かしてキャッチ。
50cmクラスのイシダイでした。
その後、私には反応が途絶えたので、前夜一睡もしてなかったため軽く仮眠。
前週の男女群島とは違い、フラットな足場ではよく寝れます(笑)
夕方もアコウは釣れ、日暮れからはライトゲームでアジとメバルがコンスタントにヒット。
釣れたアジを餌にクエを狙ったものの、そちらはアオリイカに齧られただけで空振りに終わりました。
また、友人はカゴ釣りをしたものの、イサギが1匹釣れたのみとこちらも不調。
翌朝は青物狙いからスタートするも、釣れたのはやはりアコウ。
エサのイガイが残っていたので、朝まずめが終わったタイミングでカブセ釣りをスタート。
最初はエサ取りが多かったものの、エサ取りが減ったタイミングでコブダイが連発。
時合い的なものを感じていたので集中していると、またも本命がヒット。
虫パフックががっつり閂を捉えていたこちらは45cmほどでした。
イシダイ系は6~7割ぐらい虫パフックに掛かるように思えます。
この1匹に満足し、回収は12時とのことでしたので、早めにテントやらを片付けし、残りの時間はジグを投げ続けました。
まだカブセ釣りで本命を釣っていなかった友人ですが、残りのイガイ4個のところで本命をキャッチ。
お互い大満足で御波の一文字を後にしました。
今回青物は今一つでしたが、この一文字では青物が狙えますし、根魚は申し分ありません。
まだ沖磯に慣れていない方や、磯泊まりにチャレンジしたことがない方でも、浜吉丸さんの渡船区でしたらこの波止や豊田の波止(こちらもスーパー堤防)なら比較的安全に楽しむことができますので、機会があればぜひ渡ってみてください。
当日の模様は個人のyoutubeアカウントにアップしましたので、よろしければご覧ください。