4月初旬の琵琶湖。
3月の中頃から徐々に釣果が目立つようになり、琵琶湖でガイドをしている友人へ連絡し現地へ向かいました。
まずはいつも通り琵琶湖大橋に大漁祈願の意味も込めて一礼し出船。
まず朝イチはマリーナからすぐ近くの水中に導水管が通っているエリアへ。
数分に渡り魚探をかけ、反応が得られたエリアへカバースキャット+ゼットカスタム5/0をキャスト。
ゼットカスタムはハリ先がラインアイ対して開いているため、掛かりが抜群!
またロングワーム等にも相性が良く気に入って使っています。
サイズ展開も1/0〜5/0と様々なワームに合わすことができます。
アクションは着底後に2〜3回ジャークを加えて5秒放置の繰り返しで探って行きます。
しかしながらバイトには持ち込めず、南湖西岸の取水塔へエントリー。
ここでもカバースキャットを取水塔ギリギリへ送り込んで数分後、、、
後ろで釣りをしていたスタッフ友藤にヒット。
しばらくファイトした後にネットに入ったのは53cm 2700gの
コンディション抜群のナイスバス!
初めてのバスボートでいきなりのナイスバスに船中は大盛り上がり!本人も大興奮の1匹でした!
ヒットルアーはジャスターフィッシュ+レンジローラー1.8gのミドスト。
レンジローラーはラインアイの前方まで鉛が打ってあるため、結び目が一点で固定されます。
つまり誰でも簡単にワームをロールさせることができるため、非常に使いやすい。
実際スタッフ友藤もミドストをするのはこの日が初めて。
初心者でも簡単にアクションを加えることができるジグヘッドということが証明された1匹だったと思います。
ウエイト、フックサイズ共にバリエーションが豊富でその時々にあったものをチョイスできるのも魅力の1つ。
ここまでボトムでの反応が得られずに、中層でのスイミングで反応があったことも踏まえて中層〜ボトムへのアプローチを試みるが反応は得られずに移動。
次は春のド定番エリアである下物浚渫。
このエリアは地形の起伏に富んでおり、スポーニングを控える個体とスポーニングを行う魚が混在するエリアで、時折ベイトの反応も得られたため、ここで何とか一本と気合を入れて、再びカバースキャットを送り込みました。
しばらくボトムでのジャーク&ステイを繰り返しているとラインがスーッと張るようなバイト。
しばらくラインを送り込みフルフッキング。
スプールが締め込まれるようなファイトの末に上がってきたのは54cm 2600gの良いバスでした。
ベイトの反応はあるものの、バスからの反応は得られずに一気に浜大津付近まで南下。
ポイントについたと同時に1番厄介な南風が吹き始め、今まで沖にいたボートが徐々にインサイドに集まり出し船団に。
そこから30分もしないうちに湖上は白波立ち始め、西岸のシャローをランガンする作戦に変更。
しかしまともに釣りが出来ないほどに荒れたため納竿。
2日目。
この日は凪予報でしたので下物浚渫で回遊待ちを狙った展開に。
ベイトも多く釣れそうな雰囲気が漂いますが周りのボートを見る限り、いい状況ではないのは間違いなさそうでした。
朝からノーバイトが続き気づけば15:30。
ここで待望のバイト。
絶対にミスできないこの状況で、ワームが吐き出されてしまいました。
バスは近くにいると信じ、ピックアップせずにジャークを続けていると再びバイト。
吐き出される前にと思い、すかさず巻き合わせ。
フッキング直後一気に絞り込まれるような突っ込みをした後、今までとは遥かに違う重量感を感じました。
慎重にやり取りを行い、上がってきたのは60cm 3500g。
自己記録を更新するバスでした。
これまで何回も琵琶湖へ足を運び、何回も釣れないときを経験してきましたが、全て報われた瞬間でした。
私が琵琶湖にいくときは必ず幼馴染である友人のガイドにお世話になっています。
うたっちゃんガイドサービス。
モットーは、記録より記憶に残る魚をお客様に。
まさにそれが現実となった今回の釣行。
次なる目標は夢の10lb。
いつかその目標を達成するその日まで琵琶湖へ足を運びたいと思います。
■ヒットルアー
deps カバースキャット3.5
Cultiva ゼットカスタム5/0
GETNET ジャスターフィッシュ4.5
Cultiva レンジローラー1.8g#1/0
スタッフ 製造部/村上晃平