こんにちはスタッフの藤岡です。
個人的にもっと知見を広げようと毎年新しい釣りにチャレンジするのですが、2022年は数年ぶりに明石海峡エリアのテクニカルなタイラバに挑戦してみようと思います。
というのもきっかけは昨年、オーナーばり公式YouTubeチャンネルでタイラバの撮影を行った際に、垂水の利弥丸さんにタイラバの奥深さを教えてもらったのがきっかけ。
ただ巻くだけで釣れる黎明期のタイラバから、現在の刻々と変わる状況にいかにアジャスト出来るか?
利弥丸船長に明石の鯛は狙って釣る!がおもしろいんよと仰っていたのが印象的でした。
そんな現代流タイラバを深く知りたいとの思いから、素人ながら明石の海苔パターンに挑んできました。
↓これを見れば海苔イカパターンは怖くない!私も行く前はしっかり勉強していきました。是非ご覧ください。
さて、いくらタイラバ初心者の私でも冬の海苔パターンに無策では挑みません。
収録で教えてもらったカスタムショートアシストとデッドスローでもしっかりナチュラルに動く極薄スリムストレート&カーリーのネクタイを企画。
ようやく出来上がってきたので、今回はこちらのアシストとネクタイで挑戦します。
出船前に船長に最近のパターンを尋ねるとやはり冬の海苔パターンに入ったとのこと。
お勧めはボリュームの少ないネクタイで、カラーはオレンジ→赤→グローゼブラ→緑か茶の順で反応を見て、カラーチェンジするとパターンを見つけやすいとアドバイス。
朝一はまだ薄暗かったので、カスタムショートアシストに極薄スリムカーリーのオレンジとゼブラグローの組み合わせでスタートします。
数流し後、すっかり夜が明けてそろそろかな?と思っていたころにオオトモの方に待望のヒット!
私は胴の間だったのでこの後、真鯛の群れに通過すると予測し、攻略術で予習した通りレンジを意識して巻くとガツガツとヒット!
数秒間ファイトするも外れてしまいフックアウト。
そのあとはアタリが続かなかったので、カラーをスリムカーリーレッド単色に変更して1投目。
着底すぐに巻きだすとガツガツと大きめのアタリから3段引きに変わります。
慎重に巻き上げて無事にネットインしたのは、この時期らしい奇麗な本命マダイ。
しっかり予習した甲斐があったのはここまで。
この後は、アタリは複数あるもののなかなかフックアップに持ち込めません。
ネクタイもカラーもアジャスト出来ているのに、腕前が足りなくあっという間に納竿時間となってしまいました。
下船後、船長にこの日の攻略法を聞くと海苔パターンなので甘噛みが多く、当たりの伝わり方(ガツガツ、コンコン、ムニュ)によって、タイの捕食活性を察知して巻き具合でセカンドバイトを引き出すのが良かったのではないかとアドバイスいただきました。
なかなかタイラバ初心者の私にはとっては高等テクニックですが、今回はカスタムフックとスリムカーリーに助けられ本命キャッチとなりました。
家に帰ると早速釣りたての明石ブランドの真鯛で一杯!
次回はもっと状況に合わせて明石の鯛を反応させれるよう楽しみながら頑張りたいと思います。
■釣行日 2022/1/8
■使用タックル
ロッド:タイラバ用6.6ft UL
リール:両軸リール200番
ライン:PE0.8号
リーダー:フロロ3号
ヘッド:チェンジアップヘッド35~45g
ネクタイ:スカートフックCSスリムストレート&カーリーのネクタイ(新製品)
フック:チェンジカスタムショートアシスト(新製品)
スタッフ 藤岡裕樹