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豊後水道の船カワハギ&船太刀魚テンヤ

新年あけましておめでとうございます。
スタッフ今永です。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

年末年始恒例の九州釣行へ行ってきましたが、今回は12月30、31、1月1日の玄界灘3日間はシケで中止となりました。
1月2、3日と二日間出船可能となりましたので、そのレポートとなります。

2日3日ともに大分県杵築のそうや丸さんにお世話になりました。

2日はカワハギ狙いへ。
私自身九州でのカワハギ釣りは初めてだったのですが、とにかく数サイズともに申し分ないとのことでしたのでワクワクの出船となりました。

自作の仕掛に枝鈎には誇高カワハギワイド、中オモリに鮎玉オモリイエローをセットしました。
鈎のサイズはまずは5号からスタート。
エサは持参のアサリと船で配られる海エビ。

何ヵ所かポイントをランガンするうちにポツポツと釣果はあがります。
なによりサイズが大きい。

しかし活性が上がりきっていないためか吸い込みが弱いように感じたため、鈎をより吸い込みバイトに特化した誇高カワハギ早掛の7.5号に変更。
こちらは吸い込まれやすい狐型でありながら、角を設けることでバラシを最大限に防ぐ形状の鈎となっております。

仕掛も変更しちょうど潮のタイミングもマッチしたところで怒涛のデカハギラッシュ♪



大満足の釣果となりました。


帰港前に2流しだけ白アマチャレンジ。
大型の白アマダイの高実績場でもあるこの海域で大型カワハギと大型白アマダイのリレー便が楽しめるとはなんとも贅沢な・・・。
仕掛はからまん船天秤にアマダイ3本6号(ハリス5号)をチョイス。
市販の仕掛はほとんどがハリス3号~4号ですが、強烈な引きの白アマダイには絶対にハリス5号がオススメとのことで、こちらの仕掛を選びました。

釣り方は天秤にセットしたオモリで泥底を叩き煙幕をたて、その中にエサを同調するように誘いをかけていきます。

2流しの中で私にはエサ取りのみでしたがなんと船中では4本の白アマダイが上がり、この海域の魅力とポテンシャルを目の当たりにしました。
後ろ髪をひかれる思いでしたが、時間となり納竿。

そして次の日3日も引き続きそうや丸さんから、豊後水道のテンヤタチウオへ。

豊後水道のタチウオというと普段私がメインとしている大阪湾に比べ、圧倒的に水深が深いフィールドとなります。
最深部では450mほどにもなる大きなすり鉢状のポイントとなり、200m前後のかけ上がりを狙います。
使用するテンヤは50号。
しかし、四国を出船の船宿は60号、広島を出船する船宿は80号、大分を出船する船宿は50号指定のことが多く、地域や船宿さんによってテンヤ号数が違うので、ご釣行の際には必ず確認するようにしてください。


まずは定番のグローカラーからスタート。
今回は大型に的を絞るため、ジャークなどの激しい誘いは封印し、あまりテンヤを飛ばさないソフトな誘いを心掛けました。

朝イチは潮が早く活性はイマイチですが、広い棚を丁寧に誘っていると居食いのような微かなアタリがあり、合わせを入れていくといきなり良型!!

その後はサイズも小さくなり、型が伸び悩んできたところで、テンヤカラーのトーンを落とすため、パープルゼブラカラーに変更。

誘いも棚もエサも同じですが、テンヤカラーを変えることで明らかな反応の違いを実感。


プチラッシュに入り、ひと流しで3ドラゴンなど入れ食いモード♪

その後も活性は下がったものの、テンヤカラーをさらにトーンを下げた赤金カラーなどを駆使し、拾い釣りをしていき、こちらも前日に引き続き、大満足の釣果となりました。

前半戦はシケに悩まされましたが、後半は釣果も伴い今回もいい九州遠征となりました。
本年も実釣を交えながら、製品作りにいかせる1年にしたいと思います。

■釣行日
2022/01/02~03

■タックル
〈カワハギ〉
ロッド:サーベルマスターX TUNE 91H160
リール:バルケッタFカスタム
ライン:PE0.6号+リーダー3号
仕掛:自作仕掛、誇高カワハギワイド誇高カワハギ早掛誇高カワハギ早掛SP鮎玉オモリ、オモリ30号

〈アマダイ〉
ロッド:万能船竿2m
リール:フォースマスター400
ライン:PE1.5号+リーダー7号
仕掛:からまん船天秤アマダイ3本、オモリ50号

〈タチウオ〉
ロッド:サーベルマスターX TUNE 91H160、91H173
リール:フォースマスター400、600
ライン:PE1.5号+リーダー7号
仕掛:掛獲船太刀魚テンヤ50号

スタッフ 今永航汰

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