こんにちは!スタッフ大東です。
いよいよ、お鍋が恋しい季節となりました。
今回のターゲットは、「食べたい」が先行して釣行予定を組んでしまいます。
そうフグ!食べて美味しい、釣って楽しいそんな素敵なターゲットを狙って高砂荒井漁港より出船の「浜栄丸」さんにお世話になりました。
使う仕掛はモチロン、『カットウ一角ふぐチラシ仕掛』&『カットウシンカー丸錘』のゴールデンコンビ。
チラシ仕掛のメリットを活かし、餌は海老(殻付きの小型海老)2種&アルゼンチンアカエビのむき身でスタート。
しばらくは3種付けで、餌の取られ具合を見ながら、メインにする餌を選びます。
水深は25m前後で砂底なので、根掛りの心配も無く、釣り初心者の方でも比較的釣りやすいポイントです。
まだ薄暗いので、カットウシンカーは30号夜光でスタート。
とりあえず、30号単体付でカラーの反応を見ながら、オモリもチェンジしていきます。
着底後、すぐ軽く空合わせすると、いきなりヒット。
今日はウハウハか?と思われましたが、ここからは餌取り名人フグが一枚上手。
アタリも無く、餌だけが取られます。
手元に来る強いアタリを如何に出すか?
竿先に出る僅かな違和感で掛ける技術やセッティングが重要になってきます。
魚の活性によっては、タイム釣りの様などんどん合わせる釣りだと、ビビって餌に近付いて来ない事もあるので、しっかり待つのか?誘って掛けるのか?
判断が重要になってきます。
この日は潮が緩く、待てば餌を取られ、掛けにいっても掛けにくい中々テクニカルな一日。
悪戦苦闘が続きます。
また、群れが浮いているのか?底にいるのか?探り探り仕掛をコントロールします。
少し浮かしたところで、大型が反応してくれました。
魚が浮いているかは、「ムラムラふぐ喰わせ胴突2~3本」を使用すると判断しやすいかと思います。
胴突仕掛の餌が頻繁に取られる様なら、魚が浮いていると判断できますので、その時は仕掛を浮かして反応を伺います。
その後もどちらかと言えば、フグにペースを握られたまま時間だけが過ぎて行きます。
そんな時は、掛けバリのセッティングを少々イジリます。
今回は掛け重視の鈎を持っていなかったので、掛バリを段差セッティングにチェンジ。
狙い通り、一匹追加!
『カットウ一角』はバラシを防ぐ形状なので、掛けた後の急浮上も安心して対応できます。
この、狙い通りに掛けた快感は、この釣り独特の魅力のひとつ。
その後は、シンカーを団子セッティングにしたり、餌を変えたりしながらポツリポツリ。
アタリは結構あっただけに、もう少し釣れたと思いますが、まだまだ修行が足りないようです。
釣り終わってからは船長が、フグの選別&捌きを行ってくれますので、帰宅後は美味しくフグを頂くのみ!
関西の新たな冬のターゲット。
是非挑戦してみて下さい。
■釣行日:12月12日
■使用タックル
竿/太刀魚テンヤ用9:1
リール/小型両軸リール
ライン/PE0.8号+リーダーフロロ4号
オモリ/カットウシンカー丸錘 30号各色
15号×2個各色
10号×3個各色
仕掛/カットウ一角ふぐチラシ仕掛 13号
カットウ一角 L
スタッフ 大東哲也