朝夕の寒さが骨身に染みる季節になりました。
ぼちぼちタンコブゲームシーズンの開幕です。
夏だろうと秋だろうとコブダイは釣れるのですが、高水温期はエサ取りが多くて釣りにくいですし、他に狙いたいターゲットもいますので、日中のターゲットが少なくなる冬~春がベストな時期だと私は考えています。
釣行したのは12/5。
ポイントは兵庫県の本荘ケーソン。
当日は午後から姫路で予定が入っていましたし、昨年末は同所でフィーバーがあったようなので、そろそろ釣れだすのでは?と釣行を決めました。
くさべ渡船さんの6時の便で灯台側へ。
一便は5時でしたが、そんなに急いで渡ってもコブダイはまだ活動していないので、二便でゆっくりと渡ることにしました。
青物のハイシーズンとなると入る場所に困りますが、さすがに12月に入ると人もまばら。
東面、西面のどちらでもコブダイは狙えますが、何となく西面のほうがアタリが多いイメージがあるので、潮もぶっ飛んでいませんので西面に入ることにしました。
薄暗いうちはミノーやジグを投げて青物を狙ってみますが、全く反応なし。
遥か沖の潮目で何かがボイルしていましたが、射程には入ってきませんでした。
明るくなってからがタンコブタイム。
1本は置き竿、1本は手持ちでの探り釣りのいつものスタイルで挑みます。
置き竿はヘッドが流されないように新ウエイトの虫ヘッドパワー15gをチョイスし、フォローに虫パフックMをセット。
探り釣り用には、まずは虫ヘッドパワー4gを単体でセット。
エサにはバナメイエビ、牡蠣むき身、イシガニを準備。
置き竿にはイシガニ、探り釣りはバナメイエビでスタートしました。
置き竿には反応がありませんが、探り釣りではエサ取りのアタリが多く、すぐにエサが盗られました。
しばらく粘るも本命のアタリがないですし、冷凍しておいた牡蠣が解凍したタイミングでエサを牡蠣にチェンジし、探り釣りにも虫パフックMをセットしました。
牡蠣はコブダイがよく釣れるエサですが、エサ持ちの悪さがネック。
しかしアシストフックとして虫パフックをセットすることにより、投入や回収時の身切れが大幅に減り、軽く程度ならキャストもできるようになります。
牡蠣に交換して数投、投入後の着底直後にアタリ。
少し待つと一気に竿が入ったので、竿を起こすようにしっかりとフッキング。
ヒットしたコブダイは一気に右へ向かって走っていったので、自分もそちらへ向かいながらリフト。
新しい竿でしたのでパワーが少し不安でドラグを緩めに設定していましたが、思った以上にパワーがあったのでドラグを締め直してやり取り。
久しぶりのコブダイの引きを堪能しました。
55cmほどのまずまずサイズでした。
しばらくすると潮が強まったので、着底した牡蠣を少し浮かして流し、少し待ってからまた浮かせて潮下方向へ流しながら探っていると、ぐっと押さえ込むような本命っぽいアタリがありました。
いつもは竿が完全に入るまで待つのがスタイルですが、今回は牡蠣のむき身ですし、さらに虫パフックを付けているので早合わせしてみると、フッキングに成功。
30cmぐらいの小コブ。
虫パフックがガッツリとフッキングしていました。
その後は良型フグ(笑)がぽつぽつとヒットし、お昼に納竿。
まずまずの釣果に納得し、本荘ケーソンを後にしました。
今月末には今回使用した虫パフック、そして来年には虫ヘッドパワーの追加号数15gと20gが発売となりますので、タンコブゲームがもっと簡単&快適になります。
釣果アップに直結するアイテムですが…コブダイは成長が遅い魚ですので必要以上のキープは避け、末永くタンコブゲームをお楽しみいただければ幸いです。
■メインタックル
ロッド:BUMPTY S72/SL
リール:イグジストLT4000-CXH
メインライン:BroadPEx8 KIZUNA1.2号
リーダー:フロロ8号1ヒロ
ジグヘッド:虫ヘッドパワー2~4g
アシストフック:虫パフックS~M
当日の模様をyoutubeの個人アカウントにアップしています。
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スタッフ 西浦伸至