10年以上前の初冬、山陰釣行の途中に何の変哲もない岸壁で鳥山を見つけたのでジグを投げたところ、シーバスが入れ食いになったことがあり、当時はただ漠然と「こちらはまだシーバスが濃いのだなぁ」と感動していましたが、先日その付近で知人が物凄い数釣りを楽しまれていたので、その日予定していたジギングが荒天のために中止となりましたし、あの感動をもう一度味わいたいと、11/27に釣行してきました。
ポイントには4時半頃に到着。
島根県の実家に帰る途中に寄ったという同僚の渋谷君が先に竿を出していました。
爆釣していたのはデイゲームですが、手前はゴロタのシャローエリアですのでナイトゲームでも釣れるだろうと、夜明け前から竿を出すことに。
ルアーはゴロタ浜で愛用しているTKLM-120。
フックはSTX-45ZN#3に交換しています。
スリム系のシャローランナーですが、2フックなので根掛かりが少ないですし、やや大きめのフックをセットできるので、万が一の大型にも対応しています。
西風がやや強いものの、釣りできないほどではなく、潮はそれほど動いていません。
潮上に投げ、水面直下をゆるゆると巻いていると、たまにベイトフィッシュに当たるようになりました。
集中して巻いていると2度ほど小さいシーバスらしきアタリがあり、60cmほどの綺麗な個体を釣ることができ一安心。
その後、ヒラセイゴが釣れたり、サワラカッターを食らったりしていると、と東の空が白み始め、沖にベイトのサッパを狙ったボイルが発生したので、先日知人が爆釣していた投次郎のブレードチューンを投入することに。
投次郎30gのフロントにファイアツイン40gをセットし、リアにはSTX-58#6とマスクドスピンMをセット。
フルキャストし、遠~近、浅~深まで広範囲に攻めることにしました。
1秒/ハンドル1回転ほどのリトリーブで攻めるとヒットが連発!
1キャスト1バイトはアタリ前。
3投連続フルキャスト後のフォールでヒットするほどの入れ食い状態に突入。
早引き以外では何をしてもヒットするので、フックを変えたり、ジグの重量を変えたり、時々ダイビングペンシルを投げて遊んだり(笑)
せっかくの笑えるほどの爆釣なので、この機会に色々試してみることにしました。
ただ、朝まずめが終わるとブレードジギングに釣果が偏ったため、渋谷君に投次郎40gのブレードチューンを貸すと、すぐに大型がヒット。
85cmほどの良型でした。
さすがにこんな大型が釣れるとは思わず、私も負けじと大型が釣れるまで数重ねていると、手前のカケアガリ付近のボトムで少し細目の80cmクラスを釣ることに成功。
その後渋谷君が実家へ向かったので、少しポイントを100mほどずらすも、回遊の波はあるもののシーバスは釣れ続きました。
少なく見積もっても50匹以上は釣れましたし、翌日も同所へ釣行するので、せっかくなので他のポイントも見て回ろうと場所移動。
移動していると漁港でサゴシを釣っている人が見えたので、またも投次郎のブレードジギングで狙うと、あっさり80cmアップのサワラもヒットし、この日は納竿。
ちなみに翌日ですが、夜はポツポツ釣れ、朝まずめにサボイバイブで90cmクラスの大型が釣れたものの、鳥山は発生せず、その後はポツッ…と釣れたのみ。
前日とは魚影がえらい違いでしたが、数出なかったものの納得できるサイズが釣れたので、早めに納竿して帰路へ。
厳しい冬を迎える前の荒食いを体験し、大満足の釣行となりました。
ちなみに当日の模様は個人のyoutubeアカウントにアップしていますので、興味がある方はぜひご視聴くださいませ。
■釣行日…11/27~11/28
■タックル
ロッド:foojin-R 108MX
リール:イグジストLT4000-CXH/
メインライン:BroadPEx8 KIZUNA 1.2号
リーダー:フロロ6号
ルアー:投次郎30~50g、TKLM120他
フック:STX-58 #4~6、STX-45ZN#3~6、ファイアツイン40g
パーツ:マスクドスピンM
スタッフ 西浦伸至