こんにちは。
スタッフ渋谷です。
今回オーシャンバトル製品のテストも兼ねて、高知県足摺沖の六の瀬に大物狙いで泳がせ釣りに行って来ました。
お世話になったのは、愛媛県愛南町より出船の幸丸さんです。
幸丸さんといえば、昨年83キロの衝撃サイズのカンパチが上がった事でも有名ですよね。
他にもキハダジギングやクエ・カンナギなど大物釣りをエスコートしてくれます。
ちなみに↑の83キロカンパチに使用したハリは、カット泳がせの28号とのことです。
ありがとうございます。
それでは釣行レポートです。
当日は朝の6時前に港を出港し、足摺沖の六の瀬に向けて船を走らせます。
長旅になりそうなのでひと眠りさせてもらって到着を待ちます。
心地よく船に揺られて、すぐに眠りに落ち、起きたらすでにポイントに到着してました。
まずは餌となるサバ釣りです。
泳がせのタックルそのままに、めっちゃ短い青物チョクリをセットします。
餌取りに泳がせタックルを使う理由は、強いタックルで、サバが鈴なりで付いても、時間をかけずに回収し、素早く餌を確保するためです。
鉛は途中でサバが一匹ついても仕掛けが落ちて連掛けできるよう、重ための300号を使用します。
めっちゃ短い青物チョクリは幹糸が太く設定してあるので、高重量の鉛を使っても切れない仕様で、餌取りに活躍します。
船長が感度を探してくれて、群れの先に回ってくれたタイミングで仕掛けを落とします。
しかし前情報通り、サバの活性が低いのか、なかなか付いてくれません。
狙いの棚でフォール→指でサミングしストップ→フォールといった具合に誘っていきます。
しばらくしてサバは付くようになりましたが、今度はサメの猛攻です。
せっかくサバが付いても巻き上げ途中でサメにとられ、餌確保に苦労します。
サメにとられないタイミングでは鈴なりでサバを確保できました。
おまけで高級なアオダイもつれました。
なんとかサバを確保できたので、次は本命の泳がせです。
仕掛けは
PE12号
本線リーダー80号
ハリス80号
捨て糸30㎝の鉛300号
泳がせ用プロト30号バリで挑みます。
結束部には結び切れ防止でほつれん泳がせ強化チューブを入れました。
餌のサバは目通しでセットし投入します。
すると1投目から着底直後に、アタリがあります。
しっかり送り込んで、魚が反転したタイミングで合わせを入れます。
合わせた瞬間に大型確信の重量感です。
最初の突っ込みで、20キロ近くに設定したドラグを引きずり出されます。
根際の攻防だったので、必死でやり取りしました。
やっとの思いで、底を切りあとはリフトしていきます。
底を切って途中からあまり走らなくなりました。
ただものすごい重量感に大型の根魚を期待します。
残り40~50mまで上げ、もう少しで魚の顔が見れると思った矢先です…
突然とんでもないトルクで魚を奪われそのままハリスを引きちぎられていきました。
巨大なサメです。
もうすぐで魚を見れたのに残念です。
3m弱のハリスの付け根までキレイに鮫肌で表面がザラザラになっていました。
どれだけデカい鮫だったのでしょう…
動画の見切れる最後の方にサメに持っていかれてます。
気を取り直して、釣りを再開します。
釣り方は底から3~5m程浮かしてアタリを待ちます。
大型の魚がサバに近づくとサバが暴れだし、喰え!喰え!
と興奮する釣りです。
ただその後はダイレクトに、サバにサメのアタックがあり、ハリスを噛みちぎっていかれます。
悔しいので、船べりまで浮かしてやりたいですが、鋭い歯でハリスが持ちません。
今度ワイヤー仕掛けを準備していってやっつけたいと思います。
何度もサメに泣かされる中、やっと本命のヒットです。
サメに取られそうで心配でしたので、なるべく早くリフトしていきます。
本命のカンパチが釣れてくれました。
掛かりどころはカンヌキに掛かっていました。
もう少し早めに口の中にハリが立つように狙えるよう、改良したいと思います。
この一匹を最後に納竿となりました。
今回、貴重な経験ができ有意義な釣行となりました。
船長ならび同船いただいた皆さまありがとうございました。
今後も大物目指して釣行したいと思います。
■釣行日
11月15日
■タックル
ロッド:極泳がせ185
リール:バトル20L
ライン:PE12号
リーダー:80号
仕掛:プロト30号鈎、ハリス80号、ほつれん泳がせ強化チューブで結束
スタッフ渋谷強志