こんにちわスタッフ藤岡です。
いよいよ2021年の鮎釣りシーズンも残りわずかとなりました。
皆さん今シーズンはいかがだったでしょうか?
私といえば個人的に課題であった数釣りをテーマに6〜7月は安曇川や足羽川、九頭竜など名だたる河川を足繁く通っていました。
そして盛期の8月。
コロナの猛威と秋雨によりほぼ自粛状態となり、友釣りファンとしては辛い期間となってしまいました。
このまま友釣りシーズンが終わってしまうのか?と心配しておりましたが、ここから巻き返しが起きてしまいます。
実は、私たちは新たに大鮎系企画開発を進めていこうと今季、大鮎河川の遠征を企てていましたが、移動自粛によりコレも全て中止に。
ならばと同じ兵庫県下である河川をリサーチするとどうも兵庫県矢田川の鮎の生育が良いとの情報をキャッチ。
次の休みに速攻で向かったのは言うまでもありません。
矢田川とは、村岡〜香住付近を流れる川で、鮎の生息流域としては約40キロほど。
放流は本流には揖保川産と日野川産を約1トンに毎年天然遡上もあります。
解禁は6/1。
禁漁は段階禁漁で大乗寺より下流は9/30まで。
更野橋より下流は10/10まで。
それより上流は10/19までとなっております。
さて、今回は大鮎系企画テストがメイン。
数釣りとは程遠いゼロか1かのゲーム性の中、大鮎をねらうので、まず循環の釣りは成立しませんので、最低でもオトリ鮎は3〜4匹は購入して挑まれた方がいいでしょう。
ポイントとなるのは放水口と呼ばれる発電所から下流の中流域から大乗寺の下流域までと、広く全てのポイントで大鮎釣りが楽しめます。
ただ時期的にも下流にいけば行くほど鮎の量は多くなり、産卵行動に入っている鮎も増えます。
使用する仕掛は、大鮎狙いならメルファ複合メタルMHの0.1号に中ハリスはフロロの1.2号程度、ハリは8〜8.5号を付けておけば快適に狙えると思います。
ただし、私たちは大鮎企画テストですのであくまで尺鮎狙い。
メルファ複合メタルMHの0.2号に中ハリスもフロロ2号、ハリはプロトの9号を3本錨やチラシにして徹底的に幾日もテストを行いました。
今は詳しく内容はお伝えできないですが、我々スタッフのテスト結果となります。
尺鮎
33㎝ 1本、32㎝2本、30.5㎝3本、30.4㎝1本と合計7本の尺鮎をキャッチに成功。
仕掛の耐久性やハリの掛かり所、キャッチ率、変形など、使用したハリも研究室で顕微確認し修正内容をまとめています。
そうそう、
このお方もBS日テレ夢釣行の収録で矢田川の尺鮎に挑んでいただきました。
こちらの内容は後日放送となりますので是非ご覧ください。
大鮎系企画開発テスト一色となった9月。
走り出したばかりで発売はまだまだ未定ですが、しっかりテストとノウハウを取り入れてお見せできる日を楽しみしております。
友釣りシーズン残りわずか!
10月も暴れくるうぞ!
スタッフ藤岡裕樹
■使用タックル
竿 9m 急瀬抜き
天上糸 フロロ2号
水中糸 メルファ複合メタルMH0.2号
中ハリス フロロ2号 ワンピース
ハナカン プロフックハナカンプロトL
サカバリ 一体フックサカサ 4号
ハリ 大鮎プロト 9号