こんにちはスタッフ藤岡です。
いよいよ来週末からは8月に入り、早いもので2021鮎シーズンも折り返しとなります。
前半は移動制限から始まり梅雨の長雨と自然に翻弄されましたが、なかなか良い出だしだったように思います。
そんな好調な前半戦を締め括る連休釣行に福井県足羽川から九頭竜勝山地区を選択。
まずは前回絶好調だった足羽川に入ります。
連休とあって釣り客も多いだろうと比較的少なめな池田地区でスタートします。
初めてきた場所でしたが、大きな石が敷き詰められた平瀬が続くいかにもなポイントをチョイス。
渇水気味だったので、ここはやはり広く探るのが鉄則だろうとナイロン完全仕掛SR-45の0.2号に秀尖7号を選択。
前回24cmもでたのでしっかり備えます。
朝のうちは時間が掛かるのでのんびりやろうと養殖オトリを入れてふらふらさせると予想に反して10秒ほどで掛かります。
釣れたのは色のしっかりでた17〜18センチ。
これをオトリに泳がすと良いペースで掛かり出します。
大きいもので22センチも飛び出すなどさすが足羽川どのポイントでもよく掛かります。
時折、瀬釣りも交えながら、数を重ねて初日57鮎、2日目35鮎 込みと大満足の釣行となりました。
3日目はせっかくなのでお隣りの九頭竜川勝山地区で大河川の友釣りを楽しむことに。
今年は天然遡上も多く放流湖産と混じってよく釣れているようです。
スタートしたのは朝の9時前。
川に入るとまだまだ水が冷たかったので活性が低いだろうとハリを自作した秀尖7号のダブル蝶バリをセット。
実は今シーズン。
このダブル蝶バリに助けられることが非常に多く、朝の低活性時やひと通り抜かれたポイントを打つとき、オトリが弱い時など守備範囲の広さから効果を発揮します。
是非困ったらダブル蝶バリ使ってみてくださいね。
さて実釣のほうは、やはり低活性ながら、しつこく粘っていると顔掛かりに持ち込めるて循環できるといった状況で活性が上がるタイミングを待ちます。
9時半くらいだったでしょうか?
ここからは背掛かりも増え、鮎のサイズも一気に上がりだします。
こんな時はメルファ複合メタルMH0.06号に颯7号で急瀬に入れると面白いように掛かり出す入れ掛かりタイムへ。
目一杯堪能したのでお昼休憩を挟んで午後からは瀬尻の深瀬で泳がせ気味で探ります。
今年は天然鮎が多いのか、鱗がしっかりしたものが多く、当たりがあっても弱い追いでは掛かりきれません。
しばらくこれに翻弄されましたが、ハリを楔X SPのサスガポイントに変えるとこれが正解。
ここからは循環スピードがグッと上がって終わってみれば、込み45鮎と大満足の結果で前半戦終了となりました。
8月からはいよいよ盛期のシーズンに突入し、ますます馬力のでた大鮎達に翻弄されるベストシーズンを迎えます。
■釣行日 7/22~24
■使用タックル
竿 早瀬用9m
天上糸 天上道糸FC 0.8号
水中糸 ザイト・フロロ鮎0.2号、ザイト・メルファ複合メタルMH0.06号
ワンピース ザイト・鼻かん仕掛糸FC0.6〜0.8号/30〜38センチ
鼻かん ライトチューブ鼻かん6〜6.5号
サカサ 一体忍サカサ 1号
鈎 秀尖、颯、楔X SPなど7号
スタッフ 藤岡裕樹