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2021年 3月 九頭竜川 サクラマス釣行

2月1日、九頭竜川サクラマス解禁日、漁協、地元釣具店では釣果0の情報が流れていた。
昨年からのコロナ禍の影響と、1月の豪雪の影響もあり、解禁日は通常の半分?ぐらいのアングラー数でした。
北陸河川全般のことですが、アングラー数が少なく確率の問題もありますが、有力な分析では、近年の海水温の影響ということがサクラマス不漁につながっているようです。

2月中旬からごく少数ですが、サクラマスのチェイス・ばらしなどの目撃情報が聞かれるようになってきました。
例年に比べると水量、水色が良く感じています。
また近年の大洪水・河川整備・新幹線橋脚工事などもあり、川底の変化で流心が大きく変わってきたように思っています。
またそれにより遡上魚サクラマスにとって着き場やサクラマスアングラーの入川口やポイントの変化があり、ある意味、楽しみも増えたと良いほうに考えたい。

 

3/4(木)、3カ月に一度の自身の定期健診と飼い犬の去勢手術のため、お休みをいただいて夢の平日釣行を敢行。
朝一と昼一、夕まずめを合間合間を縫って結果的に充実した一日でありました。

当日は前々日の雨と気温上昇から雪代を含む2.5mの増水からの引き際、朝一は1m前後のある程度の水位でした。
九頭竜川で下流部にあたる高屋橋上流左岸の護岸整備されたポイント。
サクラマスのシーズン初期は緩やかな淵にサクラマスが着くことが多いため、このポイントを選択しました。
また同ポイントは足場が良く、底質は粘土質で大きな石はなく、比較的根掛かりが少なくビギナーでも安心してエントリーできるポイントです。

12:00頃からポイントにエントリーし、クロスキャストで釣り下りました。
川の中心部に粘土質のスリットが点在。
そこから流心を自然にドリフトしながらルアーが動く。
特にアングラーの意思やテクニックはいりません。
ただ真っすぐ投げたり、上流側に下流側にと扇型にランガンしていけば自然とUターンメソッドで攻略できます。

釣果のあった昼12時半は干潮時間の影響で流れの変化が発生する大チャンス。
作戦は『とにかく投げ倒して活性のいいフレッシュのサクラマスの好奇心を揺さぶる』 でした。

手にしたサクラマスは58cm、2kg。

実績の高いディープダイバーのフロントフックには、通常セッティングよりワンサイズUPしたST-36BC #4を装着し、活性の高いフロントフックに噛みついてくるフレッシュのサクラマスをしっかりホールドしてバラし対策を。
またルアー交換を素早く確実にできる 耐力スナップ #1 と動体視認性を追求してトレースラインが見やすく1mごとに白とファイアオレンジマーキングしており、深度をみてとらえやすい 撃投PEフラッシュ1.5号を使用。
そして単なるフローティングベストではなく、しっかり身体を守り、大型ネットが装着できる撃投ボディープロテクター2を装備して万全な釣行をしました。

これから桜の咲く4月をピークにサクラマスも開花するように九頭竜川も賑わってもらいたいです。またコロナ禍もいち早く世界中で解消してもらいたいものです。

 

カルティバフィールドテスター 中山隆夫

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