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宇和海メバリング②

前回に続き3日目以降の釣行レポートです。

2日目は明け方までポイント開拓を行い、3日目に期待を残して昼過ぎまで仮眠を取ります。
起きてからは夜になるまでライトゲームグレのリベンジです。
昨日のエサ取りだらけに苦しめられた教訓を活かし、マキエを準備してエサ取り分散作戦で挑みます。

仕掛けは同じでライトゲームロッドにフロートリグ、サシエはオキアミボイルのスタイルで挑みます。
風は日に日によくなり、5mほどまで落ちたので何とかまともに釣りができそうです。
天気が良くなり小磯にも降りれそうなので、グーグルマップでめぼしいポイントを見つけて実釣です。

狙い通り堤防のグレよりも一回り大きなサイズがおり、エサ取りは相変わらずなものの
マキエで分散して本命をヒットさせます。

手前にエサ取りを寄せ、遠投で本命をヒット。
竿がライトゲームロッドで良く引き、スリリングで楽しいです。


30オーバーのグレが多数ヒット

 


嬉しいカワハギもポツポツ。

しばらく楽しんだ後は、本番メバリングの夜になるまで正月らしくおしるこを作って冷えた体を温めます。

この日からは風も弱まり、場所によってはプラグの釣りもできるようになりました。
前日開拓したポイントをチェックしに行きます。

まずは表層をミノーで泳がないくらいのスピード、デッドスローリトリーブでチェックします。
しばらく投げるとゴンと重いアタリ。巻き合わせ気味にスイープに合わせてフッキングします。沖でかけたのでゆっくりとばれないようにファイトします。
手前の敷石に巻かれないようだけ気を付けて勝負あり。

27cmの青メバル。
フックはST-11 #14。
超細軸で触れがかりします。
デッドスローリトリーブやポーズアクションなどを多用する、ラインテンションをかけにくいメバルプラッギングでは、オートがかりするようなST-11は相性がいいです。

注意点として、超細軸で掛かりは良いですが、伸ばされやすいといった弱点もあるので、丁寧なファイトが必要です。

この一匹で今日のパターンの傾向が想定できたので、再現できるか同じ釣り方で再度試します。
次も全く同じ表層デッドスローパターンでヒット。
試しにレンジを落としてシンキングペンシルをカウントして中〜ボトムまで引いてみますが当たりません。

このことから今日のパターンは表層のデッドスロー、もしくはストップで漂わせと確信し実践していきます。

このパターンになると表層でデッドスローにアプローチできるプラグが強いですね。
フローティングのプラグのように使えるワームが欲しいです・・

その後もこのパターンで釣り続け楽しんでいると、ゴツンと重量感のあるバイト。初速の重量感が尺クラスと思える強烈な引き。
レンジ的にカサゴでもなく、スズキみたいにエラ洗いもなく、引きもメバルっぽい突込みで尺メバルを確信。
バラさないように丁寧にゆっくりファイトをし、手前まで寄せたところで痛恨のフックオフ。
デカかったです。泣
魚体も見えただけに悔しすぎます。

その後このポイントではアタリなく。
移動した他のポイントも潮位が下がりすぎた影響か当たりません。
プラグの釣りは諦め、障害物に付いている居着きの魚を直撃狙いに切り替えます。

最後に居付き狙いのポイントに。
潮位が低い時に実績のあるポイントで敷石の際をジグヘッドでトレース。
ゴツっと重量感のあるアタリでゴンゴンと重い引きで上がってきたのは今遠征を締めくくる28cm。

尾のデカい綺麗な個体でした。

今回の宇和海メバリングはこの魚をもってストップフィッシングとしました。
その翌日は蒲刈諸島で小型ながら、メバルの数釣りを楽しみ、友人と恒例の正月釣行を終えました。

今からが本格シーズンのメバリング。
簡単なようで奥深いこの釣りを是非皆さまも楽しんで下さい。

 

■釣行日:12/30~1/2
■場所:宇和海

■タックル
ライトゲームロッド6.8フィート
リール2000番クラス
マイクロゲームPE0.4号+磯フロロ1.25~1.75号
アジ弾丸ドロメシャッドM一手スナップ#S、
ST-11 #12、 ST-36BC #12~#14
最強UVライト

スタッフ 渋谷強志

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