あまり同じ場所へ連続釣行をしない私ですが、今シーズンの淡路島志筑一文字はコブダイ、マアジともに絶好調ですので、1/2と1/4にもタンコブゲームメインで釣行してきました。
1/2の初釣りは、アジングのマアジは良かったものの、コブダイは前回と一変してなぜか激渋。
40cm弱が釣れたのみでした。
水温低下の影響で陸っぱりの浅場にいたエサ取りが深場にでも落ちたのか、エサ取りの猛攻がさらに激しさを増し、用意したエサ(正月需要なのか、スーパーで売っていたのが高いブラックタイガーばかりだったので、殻無しのバナメイエビをメインに用意)ではまともに釣りができないほどでした。
1/4はその反省を生かし、たっぷりと殻付きバナメイエビを用意してのリベンジ釣行。
人によっては仕事初めだったせいか、好天だったにもかかわらず、波止は私と釣友の松岡さんのみの貸し切り状態でした。
とりあえず灯台の風裏に荷物をまとめ、タックルを準備。
中層のエサ取りはあまりいないですし、この時点で潮はそれほど早くなかったので虫ヘッドパワーは6gをセレクト。
エサ取り対策にアシストフックとして虫パフックSをセットしておきました。
5~20mほど潮上へ斜めにキャストし、着底したら底で10~30秒ほどステイさせ、50~100cmほど持ち上げ、潮にのせつつカーブフォールで流し、また底でステイ、を繰り返して広範囲を手持ちで探る方法で攻めます。
この釣り方をする際に注意したいのは、糸ふけを出し過ぎると根掛かりしやすくなりますし、不要にエサが流される原因となりますので、小まめに糸ふけをとること。
また、エサ取りに丸裸にされた状態で流すとすぐ根掛かるので、底から持ち上げる時の抵抗感が減ったら、すぐ回収することです。
手持ちのメリットは、ヒットした直後のダッシュで根に入られることを防げることと、アタリ中にラインを常に張ることにより、コブダイがエサをくわえたまま移動する際にリーダーが根などに引っかかることを防ぐことができます。
デメリットとしては、つい早合わせになってしまうことと、この時期は手が寒いことでしょうか(笑)
釣り始めてしばらくすると、エサ取りは相変わらず強烈でしたが、まめに打ち返していた松岡さんに40cmクラスがヒット。
小型ながらもタンコブゲーム初の1匹でした(なぜかコブに掛かっていましたが…笑)ので、かなり喜んでいただけました。
この1匹を皮切りに、入れ食いとはいかないものの、お互いコンスタントなヒットが続きました。
開始直後に「今日のノルマは一人5匹です」と冗談を言ってましたが、まさかそれが実現するとは思わず、松岡さんは16時頃までに67cmを頭に6匹上げて大満足。
タンコブゲームをやめてガシラ釣りに切り替えたほど。
その時点で私はまだ4匹。
潮が走り出したので、虫ヘッドパワーを8gに交換して、潮が効いている深場を攻めると、夕まずめにバタバタと60~65cmを2匹追加。
お互いに6匹ずつ、計12匹という近場のタンコブゲームではあまりない数釣りを楽しむことができ、夕まずめからのアジングも絶好調でしたので、素晴らしい連休の〆釣行となりました。
今後冬型が続けば、水温が下がり、エサ取りが減ってもっとコブダイは釣りやすくなると思います。
今回はバナメイエビを使いましたが、エサ取りが減れば、牡蠣やオキアミボイルも有効なエサとなりますので、状況によってエサを使い分けてタンコブゲームをお楽しみください。
■釣行日…1/2、1/4
■タックル
ロッド:GRANDAGE STD.96MH
リール:イグジストLT3000-XH
メインライン:PE1.2号
リーダー:フロロ8号2ヒロ
ジグヘッド:虫ヘッドパワー6~8g
スタッフ 西浦伸至
■タンコブゲーム紹介動画