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高知沖超大物釣り、一投目で大型オオスジハタ

こんにちわスタッフ藤岡です。

いよいよ今年も残りわずか。
今年の釣りはいかがだったでしょうか?

思い返すとコロナ禍の影響で思うように釣りに行けなかった反面、今まで触れてなかった身近なフィールドや新しい釣りなど新しい発見も多い年となりました。

今回の釣りも新たなチャレンジのひとつ。

約1年ほど前から、超大物企画開発としてルアー&エサ釣りのジャンルを新たに進めていました。

オーナーばりの超大物製品の代表作といえばスーパークエやスーパームツなど数々のワールドレコード魚を仕留めてきた名作ばかり。
今回、この責任重大な超大物ジャンルに挑むことになり、1年かけて試行錯誤の末、漸く形になってきたので同僚達と早速実戦テストに行ってきましたのでその模様を。

今回お世話になったのは高知県の海治丸さん

 

当日朝6時に出港し、およそ40〜50分かけてポイントに到着します。

泳がせ釣りの先ず最初の試練として、餌であるサバやアジを釣ることから始まります。

この餌釣りがとにかく大変なことが多く、船サビキや落とし込みサビキ、チョクリ仕掛など多数用意して挑む必要があります。

この日も前日に船長から、水温低下で餌(アジ、鯖)は全く釣れないため、冷凍スルメイカをなるべく多く持ってきてくださいとのこと。

やはり、不安は的中し、ベイト反応にサビキを入れるも全く釣れず万事休す。

3箇所ほど回るも全く餌が釣れないので、これ以上は時間が勿体ないので事前に用意してきた冷凍スルメのデッドベイト泳がせに切り替えます。

タックルを泳がせタックルに切り替え、船長の合図で下すこと1投目。

今回は漁礁狙いなので底取り後、2m程上げしばらく待ち、反応が無ければ5m上げてから再度、底取りを繰り返すこと3回目。

波で揺れていた竿先がしばらく止まっていたので、リールを巻いて聞いてみるとガッチリと仕掛が何かにロックされています。

しばらく待つものの変わらないので、根掛かりだろうとドラグを緩めて糸を持って外そうとすると、糸の先から確かな生命感。

これはまずい。
完全に先手を打たれてしまいましたが、ドラグをMAXの30キロに入れて一気に漁礁から剥がしに掛かります。

強烈な攻防戦は言うまでもなく、竿は極限まで曲がり、リールモーターから悲鳴の音が鳴り響くなか、必死で巻いて徐々に浮かせて勝負あり。

上がってきたのはクエと並ぶハタの中でも大型種になるオオスジハタ。

親バリであったストロングクエの20号が見事にカンヌキを捉えて無変形で耐えたのはびっくり。

船長や同僚達に賞賛いただき2投目。

この超大物釣りは船中1匹釣れたら御の字なのですが、まさかの偶然。
着底すぐに先程を遥かに上回る巨大魚が襲い掛かります。

重量感は半端なく、竿はグリップから曲がり、ドラグ30キロに設定したリールは全く巻けません。

しばらく魚との膠着状態が続きましたが、掛かりどころが悪かったのか、孫バリの少し上のところで魚歯によるラインブレイクとなってしまいました。

この後も時間いっぱいポイントを回ってもらいましたが、大型魚からのコンタクトはなく納竿となりました。

 

今回、試行錯誤して挑んだテスト釣行。
スーパークエやスーパームツを超える名作を超えるため、まだまだ来年も実戦テストを続けていきます。
まだ見ぬ大物を夢見て。

皆様も、よいお年をお迎えください。

 

■釣行日 2020/12/26

■タックル
竿 泳がせ用180cm
リール ビーストマスター6000
ライン PE12号300m
リーダー フロロ100号
仕掛 プロト品 ストロングクエ20号、ハリス60号
オモリ 200号

 

スタッフ 藤岡裕樹

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