こんにちはスタッフ藤岡です。
今回は久しぶりというか、ようやく高知沖のキハダ・カツオ狙いで出港することができたのでそのレポートを。
例年高知沖では早ければ6月からキハダ・カツオの回遊がみられ、10月いっぱいまでは専門的に狙うことができます。
ポイントは室戸岬~足摺岬を結ぶ水深100~200mほどの大陸棚沿いが狙い目で、ポイントが広大なこともあり、魚のストック量も多く、他船とナブラを追いかけ合うこともほとんどない素晴らしいフィールドです。
キハダのサイズも年によりますが、昨年から巨大化しており、昨年は80kgまで、今年は65kgまではルアーでキャッチされています。
またキハダのほかにも高知名物の本カツオやシイラ、ワフー、マーリンなど黒潮メンバー勢ぞろいし、パワフルなゲーム展開が待っています。
今回は須崎から出航するエンジョイクルーさんにお世話になりました。
須崎にはヨシノマリーナさんやサンタロウ丸さんなどマグロゲームに精通した僚船も多く情報共有されていますので心強い船団です。
訪れたこの日は台風10号明けとのこともあり、キハダ情報はほとんどなく須崎真沖200mラインでカツオの群れがいるとのこと。
こんな時は広く走り回って探すことが良いことのほうが多いので、まずは90分ほど沖に出てから大陸棚沿いを見て回ります。
しばらくすると何故か船速がダウンし船長がいそいそと船を調べています。
なにかゴミでも巻いたのかとペラを調べるも異常なし。
原因不明のまま船速が6~7ノットしか出なくなり大事をとって帰港することにいたしました。
ゆっくり時間をかけて帰港するのですが、そこは自然豊かな高知県沖。
帰り道に大きな潮目を通るたびに、ルアーをキャストすると面白いようにシイラ&ワフーの猛追!
すごいスピードのランにジャンプを繰り返すファイトに癒されながら黒潮クルーズを満喫していると
突然40~50匹程度のシイラの群れが何者かに追われだした瞬間、ドバーンと大きく水面を割って巨大なキハダが現れて一同びっくりしたのは言うまでもありません。
すぐさまキハダタックルに持ち替え、キャストするも時すでに遅し。
キハダからのコンタクトは無くなってしまいましたが、ワンチャンスあっただけでも御の字です。
やはり次の日に、同じポイント周辺で僚船のヨシノマリーナさんが60kgと45kgのキハダを見事キャッチ。
その他にも足摺岬周辺で沖吉丸さんが65kgを3本揚げるなど本格的にキハダが回遊してきたようです。
例年なら10月~11月までは十分狙えますので、大きなキハダを夢見てこの秋シーズン足繁く通いたいと思います。
■釣行日 2020/09/12
■使用タックル
キハダ用
ロッド 8ft前後 パワークラス7~8
リール スピニング20000番
ライン PE8~10号
ルアー 150~240mm前後のペンシル、ポッパー
フック STX-68 3/0~5/0
パーツ スプリットリングウルトラワイヤー7~10番
カツオ用
ロッド 7ft前後 パワークラス2~3
リール スピニング5000~6000番
ライン PE2号
ルアー 投次郎40~50g
フック ショートジグアシスト1/0
パーツ スプリットリングハイパーワイヤー5番
スタッフ 藤岡裕樹