こんにちは。スタッフ渋谷です。
今回はメバル旅で、蒲刈群島を要するとびしま海道と瀬戸内の離島に調査に行ってきました。
まずは蒲刈方面から。
安芸灘とびしま海道とは広島県呉市の南東に位置する下蒲刈島から愛媛県今治市の岡村島までを7つの橋で結ぶ道の事で、島々が庭園を渡る飛び石をイメージさせることからこの名前が付いたそうです。
最近ではコマーシャルでも御手洗地区の観光も注目されていますね。
ここはメバルやアジの魚影も濃く、私はこのフィールドが好きで、10年ほど前からよく通うようになりました。
今年に入って初めて訪れるので、魚の付き場を確認するために実績場を明るいうちにチェックしていきます。
子メバルがたくさん確認できるポイントでは、夜になるといいサイズも出てくるであろうと予想しポイントを絞っていきます。
潮位のタイミングを確認し、1番期待しているポイントに満潮前後に入るプランで入ることにしました。
まずは大崎下島の潮通しの良いポイントにエントリーします。
流石メバリングの聖地広島だけあって、メバリンガーの方々がたくさんです。
まだ明るかったのでメバジグレベル4.5gで底付近を探ることに。
底まで着底させると藻らしきものに引っかかる感触があったので、重点的にそのまわりをチョンチョンアクションさせていきます。
狙い通りに藻付きの赤メバルが釣れてくれました。
その後暗くなってからは上ずってくるメバルもなくポイントを移動することに。
目星を付けていたポイントはことごとく先行者の方がおられ断念。
流石メバリング王国です。
次に豊島の明かり付きの堤防に移動しました。
ここではパチャパチャとメバルのライズが確認できます。
まずは様子見でトッププラグを風潮まかせで浮かしましたが、反応なし。
次にフローティングミノーをブルブルっとアクションさせて5秒ほどステイさせるとパチャっと反応してくれました。
一緒に釣行していただいた、スタッフ末國もミノーイングで連発です。
次第にライズするポイントが遠くなってきたので、遠投の効くシンペンで狙い撃ちます。
この日のパターンはアクションがあるものに対しては反応があり、静のほっとけでは反応しませんでした。
ヒットパターン的に、シャッドやシンペンで水面直下のアクションに反応していました。これからおそらくアミ類ではなく、じゃこ系やイカナゴなどの動きのあるベイトに反応していたと予想しました。
潮位が高い内に行きたいポイントがあったため、上蒲刈島に移動します。
ここは藻場が生い茂っているポイントで潮位の高いタイミングで藻の上を通すといい思いができることの多い実績場です。
先ほどと同じミノーパターンで連発です。
メバリングの最中は来てほしくない恐怖のシーバスもヒット。
何とかプラグを取られず取り込むことができました。
十分満足できたのでこの日はこれにて終了することに。
次の日瀬戸内の離島に向かうことに。
陸走ではいけない離島に、パラダイスを求めてフェリーへと乗り込みます。
灯り付きの堤防で、外海に面した潮通しの良いもポイントで、いかにもメバルが付きそうな藻場が茂っています。
暗くなるまで仮眠をし、暗くなってきたタイミングで実釣スタートします。
周りは一面メバルのライズ。
こんなシュチュエーションではやっぱりトップで釣りたくなります。
この日は風が強くトップは横流れして難しい状況ですが、厳しい中でもそこはパラダイス。
あっけなく出てくれました。
そこからはサイズこそ伸びないものの試したい釣り方でバンバン結果が出てくれます。
イカワームリグでも釣れてくれます。
そこからルアーによるサイズの釣り分けは可能かなど色々な事を試せて有意義な時間が過ぎていきました。
夜明けまでみっちりといろいろ試して大満足の実釣終了。
今回自分のメバリングの引き出しが増えたと実感できる良い釣行となりました。
ちなみにベイトの答え合わせはイカとイカナゴでした。
次はどこでメバルに出会えるか楽しみです。
■釣行日…3月中旬
■タックル
ロッド:6.8フィートライトロッド
リール2000番
ライン:PE0.4号+フロロ1.25号
ルアー:メバル用プラグ、アジ弾丸1g~2.3g
その他:一手スナップ、遠投用フロート、ST-11#12~#14