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おかっぱりからの琵琶湖の春探し

みなさん、こんにちは。スタッフの中川です。

2/15(土)に、琵琶湖でボートからバスフィッシングをした時に、春の釣りに反応が良かったので、2/23(日)も琵琶湖へ探索に行ってきました。
2/15の釣行の様子はこちらをご覧ください。

今回はボートではなく、おかっぱりからの琵琶湖の春探しになります。
この週は、暖かかった前週から比べると、寒い日が続き、この日も気温は最低1度、最高8度と冷え込む予報でした。前日も雨でしたし、ゆっくり9時頃からスタートしようと兵庫県を7時に出発します。

琵琶湖へ到着してみると、晴予報でしたが、まさかの雨です。また、風も強く、湖は荒れています。最初に入りたかったポイントは諦めて、とりあえず風裏のポイントへ移動します。ポイントに着くころには、雨は止んでいましたが、この日は1日中、雨は降ったり止んだりで、風はずっと強い日でした。

連日の冷え込みで、水温も下がっています。ブレイクの下のほうが、バスはついていそうな気がしますが、スポーニング絡みの春の大型はシャローに上がってきているかもしれないので、ディープが絡むエリアのシャローをジャークベイトで狙ってみます。

今年の琵琶湖は、2月にしてはウィードが多いです。所処に生えているウィードを効率良く探りたかったので、いきなりジャークをするのではなく、ただ巻きし、何かにコンタクトしたら、ステイ。ウィードに引っかかった場合は、ウィードを切るように2~3回強めにジャークしステイ。ウィード帯を抜けたら、次のウィードをただ巻きで探し、同様のアクションで狙ってみます。

リアフックにセットしたDT-36BCドレストリプルは、小鹿のバックテールを使用したトレーラーフックです。

ジャーク等の早い動きをした時には、毛がまとまり、ルアーアクションを妨げにくく、止めた時には毛が広がり、魚を誘ってくれます。

天然獣毛で低水温気でもしっかり動いてくれるので、春のジャークベイトにもおすすめです。

トロロ藻が多いところは、ジャークベイトでは攻めにくいので、軽めの1/4ozのスイムジグ

パーツが少ない5″スティックベイトのテキサスリグ

スリ抜けバレットをセットしたジャスターフィッシュ5.5″の2.7gのネイルリグ

で、トロロ藻を極力拾わないように攻めてみますがノーバイト。

反応がないので、風は強いですが、最初に入りたかった低水温気に実績の高いハードボトムのポイントへ移動してみます。風が強くても、メタル系のルアーは、ボトムを感じやすいので、メタルバイブレーション、メタルジグでリアクションバイトを狙ってみますが、ここでも反応はありません。

このポイントは早々に諦めて、他の風裏ポイントにも行ってみましたが、人が多いので断念します。他にも気になるポイントはありましたが、この日釣りを開始したポイントにも、春の魚は入っていそうな気がしたので、そこへ戻って粘ることにしました。
巻き、フィネス、リアクション等々、様々なルアーをローテーションし、狙ってみましたが、何の反応もなくあっという間に夕方になってしまいました。

夕まずめは、フィーディングに上がってきたバスを、キャスト数を増やして、効率良く狙うために巻物オンリーで攻めてみます。
飛距離を出しやすい70mmのバイブレーションをセット。

貴重なバイトを逃したくないので、フックはフロント・リア共に、掛け重視形状のSTY-35MF #4に変更します。

STY-35MFは、150°/105°/105°に設計した角度のため、ハリ先がルアーボディーからワイドに出るのでショートバイトでも拾いやすいです。ルアーボディーにハリ先が干渉もしにくいので、シャープな状態を維持できます。

また、ショートシャンクで、フックの重量も同サイズのST-36シリーズ、STX-38よりも、軽く設計しています。今回のようにフックサイズを上げても、ルアーアクションを損ないにくく、フック同士の絡みも少ないです。

遠投を繰り返し、色んなコースを巻いていると、何かに引っ掛かりました。ロッドを煽ってみた感じウッドカバーのような気がします。

そこで、スイムジグジグに変更し、ウッドカバー付近を重点的に狙ってみます。

スイムジグはすり抜け性が高いので、ウッドカバーに引っ掛かっても、無理に引っ張らずに、丁寧にほぐしてあげれば、カバーから抜けやすいです。
今回も、何度も引っ掛かりましたが、ロストはゼロでした。その反面、魚がバイトしてきた時に、フッキングが決まらず、すっぽ抜けやすくもあります。すっぽ抜けを防ぎ、ショートバイトも捉えるためにもトレーラーフックを使用しました。

ウッドカバーを感じる速度で巻いて、カバーを超えたところでカーブフォールをしてみると、違和感がありました。フッキングしてみると、強い引きが!上がってきたのは、春らしい体高のブリブリなバスでした。

フォール中のバイトをトレーラーフックが捉えてくれていました。

強風で、雨や霰も降ってきて、厳しい1日でしたが、寒さを忘れる嬉しい1匹となりました。これがあるから、寒くともついついフィールドに出向いてしまいますね!!
おかっぱりから釣れるところにも、春の魚は確実に入ってきています。これから、季節の進行と共に、魚の反応はどんどん良くなっていきます。天候が悪く、厳しい日でも、諦めずに投げ続けていると、価値ある1匹に出会えるかもしれませんよ!!

■使用タックル(スイムジグ)
ロッド:ベイト7ft2inch MH
リール:ベイト ハイギア
ルアー:スイムジグ 1/2oz
トレーラー:シャッドテール 4.8inch
トレーラフック:SBT-67トレーラフック 1/0
ライン:フロロ14lb

スタッフ 中川大輔

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