こんにちは!スタッフ大東です。
いよいよ冬らしくなり、釣り物も冬のターゲットに!
と言う事で、お鍋の季節にぴったりなショウサイフグを狙いに行って来ました。
盛んな地域(中京~関東)あたりでは、オールシーズン狙う船宿さんもあるようですが、関西エリアでは、初冬~晩冬に一部エリアで楽しまれている釣りになります。
また狙い方も、かかり釣り(錨で船を固定する釣り)の天秤吹き流し釣りがメインで、向こうアワセ的な待ちの釣りが主流。
正直フグ釣りは面白くないなんて言われる方も多いです。
今回は、関東スタイルの流しカットウ釣り(親バリに付けたエサに寄ってきたフグを掛鈎で引っ掛ける)をメインに繊細なアタリを掛に行く、ゲーム性の高い釣りを楽しんで来ました。
お世話になったのは兵庫県高砂市荒井漁港より出船の『浜栄丸』さん。
出船は6時、日の出を待って、いざ出船!
今シーズン一発目とい事もあり、ドキドキのスタートです。
最初のポイントは、15m前後、プロトタイプの仕掛にエサを色々セッティングしてどのエサに反応が良いか探ります。
潮が速いのでオモリは30号でスタートです。
釣り方は、まず仕掛が着底したら、糸ふけを取って、123で手首を返す程度の小さい合わせ(しゃくり)を入れます。
フォールで付いてきたフグを掛けるイメージです。
しゃくった後はゆっくりと仕掛を落として底を取り、3秒~5秒に1回程度空アワセを入れて反応を探ります。
この空アワセは、誘いも兼ねていますので、大アワセは厳禁。
アワセは小さく、そして仕掛をゆっくり落とします。
大アワセも、ストンと仕掛を落とすのも、寄ってきたフグを散らす原因となりますので大事なポイントです!
フグの活性に応じて、しゃくりの時間は調整して下さい。
(高活性→短い、低活性→長いが基本です。)
さてさて、状況はどうでしょうか?
思っていたより、渋いのか、魚がいないのか、エサも残るし、アタリも出ない。
暗雲が立ち込めるスタートでしたが、少し潮が落ち着いた、タイミングで散発ながらアタリがあり、何とか今シーズン1匹目をゲット。
掛かり所は悪いですが、プロトタイプのカットウ鈎ならしっかり、貫通キープ出来る形状なので安心です。
(アワセのタイミングが合っていると口元に掛かります。上手な証ですね・・・)
その後は少し活性も上がったのか、エサは取られるも掛けれない焦れったい展開に。
そんな中で、スタッフ藤岡は調子良くゲットしていきます。
本日最大サイズゲット♪
水温がまだまだ高いのか、多彩な外道も登場。
時合いは、潮の止まりかけ、動き出しですが、どちらのタイミングでも、エサは取られるものの、大きなアタリは出ず、思いきって少し深い20m前後のポイントへ移動。
本来の、かかり釣りスタイルで仕切り直しです。
常連のお客様は天秤吹き流しで、我々はカットウ釣りで狙います。
今度は船が、流れないので、仕掛を潮に乗せながら、ポイントを探りながら釣っていきます。
オモリを20号に変更して、仕掛を流します。
竿をしゃくり、落とす時に糸を送ると少しずつ仕掛が流れて行きますので、誘い上げ→フォール→ステイ→誘い上げを繰り返しどんどんポイントを探っていきます。
一連の、動作の中でアタリがあったり、違和感があれば、すかさずアワセて下さい。
ポイント移動後は、時合い突入したのか、天秤仕掛、カットウ共に連発モードに。
終わってみれば、それなりの釣果になりました。
今シーズンもいよいよスタートです!
釣り終わったフグは船長がキッチリ処理してもらえますので、帰って美味しく頂くだけです。
道具も、カワハギタックルや、タチウオテンヤタックルで代用できますので、冬の美味しい味覚をゲットしに、行かれてみては如何でしょうか?
釣行日:11月26日
■使用タックル
竿:カワハギ竿、タチウオテンヤ竿 先調子9:1 8:2の2mまでの竿が使い易いです。
リール:小型両軸リール
ライン:PE0.8~2号100m程度(地域や船宿様により異なりますので確認を)、リーダーフロロ4号前後
仕掛:喰わせ仕掛(胴突仕掛プロトタイプ)、カットウ仕掛プロトタイプ
オモリ:丸オモリ、ナツメオモリ15号~40号(潮に応じて調整)
スタッフ大東