こんにちは!スタッフ大東です。
今回は、全国各地で販売に携わっている、営業マンを集めて、商品知識の向上、釣り方など、より船太刀魚テンヤを知ろう!
という事で10/4に勉強会を実施してきました!
お世話になったのは、須磨浦より出船の『仙正丸』さん。
台風18号の接近で、開催が危ぶまれましたが、無事出船。
ポイントは、淡路島の洲本沖と呼ばれるポイントを目指します。
当日狙った水深は、100m~60m。
移動の間に、餌の付け方、テンヤ釣りの基本の理屈をレクチャー。
先ずは餌の付け方から。
①真っ直ぐにつける
(テンヤのアクションや喰いに影響するので、必ず真っ直ぐ付けます。)
②ワイヤーは、頭でしっかり固定。
後は活性やスタイルに応じて、グルグル巻きにするか、お腹は巻かないか。
(追わせる場合は、腹部にワイヤーは巻かない)
③サンマ餌とイワシ餌の違い
(イワシ=オールラウンドでアタリを出しやすい。サンマ=餌持ち重視、高活性時や小型のアタリが多い時。)
等々を説明。
ポイント到着後は、基本的な釣り方をレクチャー。
近年は、昔のゆっくり巻きながら、本アタリを待つ釣り方から、スタイルが大きく変化しており、誘って、アタリを出して、掛けるスタイルがスタンダードとなっていますので、誘いの方法から説明。
誘いの種類は大きく分けて4酒類
①ジャーク系
(シャクって止めてアタリを出す)
②ストップゴー
(リールを巻いて止める、巻いて止めるでアタリを出す)
③微速巻き
(ゆっくり巻き続けてアタリを出す)
④フォール系
(竿を煽り、上げた分ゆっくり降ろしながらアタリを出す)
それぞれのパターンを組み合わせて、アタリを出して行きます。
ここで重要なのが、どの水深で、どの様に当たるのかです。
タチウオの群れが濃いのか、薄いのか?
大型か小型か?、食い気があるのか?ないのか?追うのか、追わないのか?
などを、見極める事が、釣果の大きなポイントとなります。
アタリを出した後は、タチウオを掛けにいくのですが、ここからは、タチウオとの駆け引き、知恵比べです。
①即掛スタイル
(アタリがあれば、とにかく直ぐ合わせます)
②追わせて掛けるスタイル
(初期アタリ後に、ゆっくり巻いたり、誘いを入れて、テンヤをしっかり咥えさせて合わす)
③乗せスタイル
(向こう合わせ的に、しっかり食い込ませて合わす)
その日の活性や、状況に合わせてどうすれば掛けやすいのか?を見極めていきます。
『誘い→追わせ→掛け』の一連の動作が決まった時の爽快感、タチウオを攻略した感が、この釣りの最大の魅力かなと思います。
釣り方をレクチャーし、早速スタート。
みんな思い思いの誘いで、アタリを探ります。
台風前は、かなり釣果が厳しく、10本釣るのも難しいという状況でしたが、この日は朝一から高活性!
アタリ多く、初挑戦のメンバーは、上手く掛けれず、タチウオに翻弄されていましたが、そこは釣具メーカーの営業マン、徐々にコツを掴み、タチウオをゲット。
今シーズンの洲本沖としては、サイズ小ぶりの指3本クラスですが、順調に釣れていきます。
途中、潮が動かず、アタリが止まりましたが、潮が動きだして、からは復調。
サイズも指4本~5本クラスと良型が中心でコンスタントに上がってきます。
この日のパターンは、キレのある早い誘いや、大き目のジャークで補食スイッチを入れてやると、当たってきました。
逆にゆっくり巻くような、スイッチを入れられない誘いは、イマイチだった様に思います。
カラーはパープルピンク(ピンク部ケイムラ)
が、後半好調で連発でした。
掛獲船太刀魚テンヤは、スリムヘッドにする事で、キレの良いアクションを演出しやすい様に設計していますので、是非一度お試し下さい!
終わってみれば、30本オーバーのメンバーも出るなど、大漁で勉強会を終了する事が出来ました。
大阪湾のタチウオは例年、年あけの3月~4月頃まで楽しめます。
優しい時は、誰でも釣れるけれど、パターンを掴めないと、全く釣れない事も。
奥深さ、ゲーム性も抜群のタチウオテンヤ釣り。皆様も是非チャレンジしてみて下さい!
スタッフ 大東哲也