こんにちは。
スタッフ渋谷です。
8月4日、三重沖のキハダキャスティングに行ってきました。
お世話になったのは尾鷲市早田港より出船の「スプラッシュ」さんです。
今年は三重沖のキハダが絶好調らしく、キハダキャッチの情報がたくさん入ってきます。
実は先月も釣行予定していましたが、時化で泣く泣く中止に。
今月も一度釣行しましたが、海は平和で海上パトロールのみと、不完全燃焼で1週間モンモンと過ごしての今回の釣行でした。
当日は朝4時半に出船。
鳥と魚を探して船を走らせます。
捜索中、船長にここ最近のパターンを聞きます。
多いのは、鳥が固まる前に魚が出て、すぐに沈むことが多いとのこと。タイミングよく船を付けてチャンスは一投くらい。
サイズも大型が多く、ヒットさせてもラインブレイクなどランディングまで持ち込めないことが多いみたいです。
これを聞いて、少ないチャンスでトラブらないようもう一度タックルを確認します。
ラインはPEの8号にリーダーはナイロン170ポンド、フックはST-66シリーズをセットします。
昼頃に船長が単発でマグロのボイルを発見。
船を寄せていくと、鳥も集まってきて雰囲気があります。
しばらく待っていると鳥の下でマグロがドカンと出ました。
がすぐに沈み、打ち込むことができないので、鳥の周りで誘い出しをします。
一投目は何も反応はなかったですが、近くでマグロの魚影を確認。
すかさずその近くにルアーを打ち込みます。
すると3ジャーク目でドカンとバイト。
強烈な水柱を上げての激しいバイトでした。
テンションを抜かないようにフッキングし、ファイト開始です。
フッキング直後は魚にプレッシャーをかけてとにかく巻きます。
魚がバーチカルに入ってからファーストランがあり、30mほど潜られましたが、高負荷のファイトでしたので、徐々に距離を詰め、最後は船底にまかれないようにだけ気を付けて浮かしました。
船長に銛を撃ってもらい決着です。
キハダマグロ37キロ
久しくこのサイズに出会えてなかったのでうれしさが込み上げます。
ファイト時間にすれば数分でしたが、振り返ってみても個人的には納得のファイトができたと思います。
これも信頼できる万全のタックルでファイトできたのが大きいと思います。
ビッグゲームはどこか一つでも欠けていると勝負できない世界です。
その中でST-66、STX-68など、ビッグゲームに挑まれるアングラーの手助けができればと思っています。
船長、同船の方々ありがとうございました。
その後強烈なナブラを船長が発見。
ド級サイズが乱舞してます。
自分もヒットすると思いましたが、同船の方2人にヒット。
一つはすぐにラインブレイク、もう一方は強烈なランでアングラーの体力を奪っていきます。
ギリギリまでシングルファイトで頑張っておられましたが、体力の限界で交代です。
魚はとても強いです。
私が交代で入らせて頂き、ファイトを開始しますが、魚は想像以上の強さです。
長引くとこっちが持たないので、ドラグを入れて高負荷で強引に上げていきます。
やっとの思いでリフトし浮かせましたが、まだ元気で銛を撃てるほどでもなく走りまわります。
そうこうしてる間に、また強烈なランで深く深くへと潜っていきます。
見えた魚体は少なく見積もっても60キロ以上でした。
30mラインで巻いては出されを繰り返し、しばらく頑張りましたが、こちらの体力を奪われ、交代。
完敗です。
他の方と交代します。
その後も皆でファイトをしましたが、一向に距離を縮めることができず、最後は強烈に走られ、PE8号の高切れで完敗でした。
高水温のキハダは過去にも対決して手こずりましたが、今回のは強烈でした。
この時期の大型キハダはとても強いです。
分かっていたことですが、今回再認識させられました。悔しいです。
半端な覚悟では獲れない魚です。
この近海でこのような経験はなかなかできるものではありません。
いい経験ができたと思います。
タックルと気持ちを万全にして、今後も挑んでいきたいと思います。
タックルデータ
ロッド スローハンド7パワー
リール 6500番
ルアー ブルーフィッシュ120
フック ST-66 #5/0
その他 スプリットリングウルトラワイヤー#11
ソリッドリング#9
スタッフ 渋谷強志