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北海道トラウト遠征(前編)

こんにちは、スタッフ垣本です。連休を利用して北の大地、北海道へきれいな鱒たちに出会いに遠征釣行してきました。

北海道への遠征釣行は約15年ぶりということで、わくわくしながら前日の晩はフック交換で準備も楽しみました。 

お気に入りのルアーとルアーケース

遠征初日は朝一番の飛行機で神戸から新千歳に向かいます。新千歳空港到着後はレンタカーにて、まず知人からの情報を頼りに、十勝方面に車を走らせました。まず最初に入った川は、十勝の広大な畑の中を流れる小さな湧水の河川です。

こんなに小さな川で釣れるのか?と半信半疑に5.6ftのライトロッドにナイロン4lbのラインの先にヘビーシンキングミノー5cmをつけ、最初はダウンで攻めて見ます。なかなか反応が無いですが、ようやく脇の草の陰からブラウントラウトがチェイスしてヒット。

非常に水質がクリアで河川も小さいため、魚にプレッシャーを与えないよう、ここで思い切って川を釣りあがり、アップで攻めることに。
ルアーもアップでの釣りに私がもっとも信頼しているハイフロートタイプのミノーの5cmチェンジ。
この攻め方の変更とルアーチェンジが大当たりで、キャストごとにチェイスが見られ、ヒットに持ち込むことも一気に多くなりました。

どうしてもアップクロスやアップの釣りではルアーをトゥイッチしてアクションさせる際に、テンションがかかりにくいので鈎の鋭さはフッキングさせるには必須の条件になります。しかし細軸のもの過ぎると、この北海道のネイティブのトラウトたちにはパワー不足。今回使用したST-26TNは鋭さとパワーのバランスがベスト!しっかりとフッキングし、ネイティブのブラウンのパワーにも負けませんでした。

ブラウントラウトの20~30cmまでを30尾ほどキャッチしたあと最後のポイントとして、頭首工(取水堰堤)を攻めてみました。
ここで20cmほどのブラウンブラウントラウトがヒット、水面近くでやり取りを楽しんでいると、深みの下から大きな魚影が出てきて、ヒットしていたブラウンとルアーもろとも一瞬で飲み込み一気に深みへ。やり取りする間もなくラインブレイク…..。
悔しい思いをし、この川を後にしました。

コンビニで簡単な夕食をとり、明日の目的地である知床に車を走らせ、遠征初日は終了。

遠征2日目は朝はゆっくりのスタート。知床は野生動物が多いことでも知られており、もちろんヒグマも。
ヒグマをさけるため、また単独釣行であるため、しっかりと日が昇ってからの入渓としました。
もちろん熊よけの鈴は必須です。私は怖がりなので歩くときは必ずしっかりと鈴を手で振りながらアピールしながら歩きます。
海から少し上がっただけで、野性味あふれるオショロコマに出会うことができました。

このオショロコマに出会うために今回の遠征釣行をしたといっても過言で無いほど、私はこの魚の神秘的な魚体の美しさに惚れ込んでいます。

鮮やかな朱点とヒレの際立った白縁取り

釣れてくるオショロコマが小型が多いのでここでは4.8ftのULクラスのロッドに3lbのナイロンライン、ルアーは38mmのシンキングミノーでアップ中心に攻めて行きました。
少し流れのきついところを攻めると丸々と肥えたヤマメもヒット。

あまり奥深くには入渓せずに2時間ほどで川を後にした。

車までもどり、海まで50mの地点で。海からこの距離でイワナ属が釣れる自然に感謝。

午後からは知床半島を横断し反対側の川へ。
水量のある中規模な河川。私が以前、訪れたときとはかなり川が変わっている。
7ftのMLのロッドに0.6号のPEラインで攻めるも、以前に比べて魚影が少なく、キャッチできたのは小さめのイワナ数尾のみ。

そのため、はやめに釣りを切り上げ、翌日のポイントに向けて移動しました。

後編に続く

■使用タックル
ロッド:4.8ft ウルトラライト
    5.6ft ライト
    7.0ft ミディアムライト

リール:スピニング 1000~2000番

ライン:ナイロン3lb
    ナイロン4lb
    PE0.6号+リーダー8lb

ルアー:38mm~50mmシンキングミノー
    50mmフローティングミノー
    50~70mmディープダイビングミノー

フック:スティンガートリプル ST-26TN #14
    スティンガートリプルエクストラ STX-38ZN #14 #12

スタッフ 垣本将輝

2024年12月
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