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鹿の瀬のフグ釣り

こんにちはスタッフ藤岡です。

先日行われたフィッシングショー大阪2019はいかがだったでしょうか?
オーナーばりブースへ沢山のご来場ありがとうございました。
また沢山のご意見も頂戴頂き誠にありがとうございました!
この場を借りてお礼申し上げます。

さてフィッシングショー明けの今週末は、オーナー関西営業スタッフ一同で今話題になっている関西発フグ釣りに行ってきました。

お世話になったのは、高砂の浜栄丸さんです。
いつもお世話になっております!

今回は前回の経験をもとにカットウ スタイルや天秤吹き流し、胴突と様々な仕掛やハリを用意。
まだまだベストは釣り方が確立されていないこの関西発フグ釣り。
オーナー関西営業チームで色々テストしてきましたので、是非参考にして頂けたらと思います。

 

出船は午前6時半。
30~40分かけポイントの鹿の瀬に向かいます。

ポイントは水深20~30mの砂の瀬。
ほとんど根掛かりしないので私たちのような初心者でも安心です。

 

ポイントに到着するとまずは置き竿用に天秤吹き流しのタックルをセット。
ラークは無料レンタルできるので持参しなくても大丈夫ですよ。
仕掛は自作の吹き流し4本ばり。
ハリはスナップで交換できるようにし、カン付のサーベルフックの2番を装着。
餌は船で配給される海老を使用します。
錘は50号。

ちょうど釣り始めた頃は潮止まり。
潮が緩い時間帯は二本出しOKですので、カットウ スタイルにも挑戦します。

用意したのは、江戸前の湾フグスタイルを関西風にアレンジしたものを用意。
錘は丸錘かナツメの40~60号。

カットウ バリは現在のテスト中のカットウ 一角Mサイズを指5本くらいの長さにセットします。

餌はバナメイエビを1~2センチにぶつ切りにしたものをセット。

 

隣の置き竿の穂先をチラチラと確認しながら、カットウ 仕掛を降ろします。

 

まず反応があったのはカットウ でした。

底に付けて5秒に一度くらいに軽く素早くカラ合わせを入れながら誘っているとコツコツとしたアタリ。

すかさず合わすとずっしりした重量感が伝わります。

上がってきたのは中サイズのナシフグ。
ショウサイフグにかなり似てますが、筋肉中の毒が強いのもいるので危険です。
残念ですがリリースしましょう。

種類が全く分からなくても船長がしっかり判別してくれるので安心ですよ。

気を取り直して、置き竿の吹き流し仕掛をあげてみると、餌が全て取られています。
こんな時は小型のフグが多いので餌がすぐに取られてしまいます。
こまめな餌の確認が必要ですよ。

 

ここで対策を。
小型や渋い時用に用意した10センチ程度のハリス付の丸せいご甘鯛鈎胴突丸海津などをセットししっかり吸い込むように仕掛を変更。

これが功を奏し、小~中サイズのショウサイフグやコモンフグが入れ掛りとなります。

 

 

同僚達も順調に釣り上げているようでまずまずのスタートでしたが
8時半を回った頃には潮が本格的に流れ出します。
この日は海峡で5ノットとかなり速め。

こうなれば、カットウ スタイルで少々厳しくなるので
天秤吹き流しと胴突に変更します。
錘は80~100号。

錘はどんどん流されるので仕掛が浮いてしまわない重さに錘を調整することが必要です。

 

釣座によっては流し釣りは難しいので、こまめな仕掛の入れ直しが必要ですが、潮流が速いときはフグも大型の活性が上がります。

潮が速いタイミングで釣れたフグは軒並み30~40センチ級と大型揃い。
この大型揃いがなんといっても関西フグの魅力ですね!

この時ばかりは頑張って釣りましょう!

 

この大型のタイミングでは用意したハリス付は噛み切られ多発。
ならばと今度は結べる太刀複合メタルに変えると、切られずに揚がり出します。
是非フグにもおすすめですよ!

残り2時間を切ったあたりでようやく潮が緩み出して、カットウ スタイルに戻します。

この頃にはカットウ のコツを掴んだようで、全員夢中になって面白いように掛けていきます。

終わってみれば1人当たり16~7匹とテスト釣行大成功。
あっという間に納竿時間となり皆ほくほく顔で帰港となりました。

港に帰えると釣れたフグを船長がご自宅で手際よく捌いてくれているので、その間にゆっくり片付けや反省点など談笑してしばし待ちます。

釣れたフグはこのように身欠きフグの状態で渡してくれるので、クーラーも汚さずに安心して食べることが出来ます。

帰ったら早速、てっちりテッサに、タタキ、唐揚げとフグのフルコースで家族にもてなします。
美味し過ぎるので、少々呑みすぎてしまったのがたまに傷ですが、この釣りの人気が高いのが頷けます。
今年は水温も高い状態ですので2月いっぱいは楽しめそうです。
是非、皆さんも関西フグ釣りにチャレンジされてみてはいかがでしょうか?

 

■釣行日
2019年2月9日

■使用タックル
天秤吹き流し
竿:2.4m 64調子
リール: 両軸200番
ライン: PE2号
天秤:からまん船天秤35~50センチ
仕掛:吹き流し4本、サーベルフック2~1番 甘鯛鈎13号 丸せいご13号 胴突丸海津13号
錘:50~100号
ハリス:太刀複合メタル4~5号

カットウ
竿:カワハギ用 太刀魚テンヤ用180cm
リール:両軸リール150番
ライン:PE0.8号
カットウ:カットウ 仕掛(プロト)、カットウ 一角(プロト)M
錘:丸錘、ナツメ錘40~60号

胴突仕掛
竿:カワハギ用180センチ
リール:両軸リール150番
ライン:PE0.8号
仕掛:胴突二本仕掛(プロト)、胴突丸海津インブライト甘鯛12~13号
錘:50~80号

 

スタッフ 藤岡裕樹

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