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九頭竜の流れに満足

先週末、和歌山有田川にて第54回報知アユ釣り選手権オーナーカップ決勝大会が開催されました。

この時期らしい渇水、高水温、猛暑と普通なら非常に厳しい状況でしたが、選手の皆さんは見事攻略され大会を盛り上げていただきました。

参加された選手の皆さん、役員の皆さん誠にありがとうございました。

詳しくは本日8/10のスポーツ報知にて掲載されていますので是非ご覧下さい。

さて、私はというと大会メンバーから外れてしまったので
福井県九頭竜川の中部管轄に行ってきました。

前情報によると鳴鹿堰堤より下は天然遡上が多く数釣りが可能。
堰堤上は良いサイズも混じりながら好調とのことだったので
先ずは坂東島から入ることに。

この日は気合いを入れて朝5時に入川し、誰も居ない坂東島の景色をみながら気持ち良い朝を迎えることが出来ただけでも満足です。

さて今日の仕掛はメルファブレイドTGⅡの0.1号にスティング7.5号で始めます。

朝一なので活性は低いだろうと
石裏の群れ鮎が溜まりそうなポイントを中心にランガンで広範囲をサーチし天然囮をポツポツと確保。

他の釣り人が増えてきたところで
ランガン時に見つけておいた良い石と流れのポイントに戻り、どしっと構えて活性が上がるのを待ちます。

この時点で8時ごろまだ引いても掛からないので
縦竿で細かくゆっくりと流心の際を泳がせているとポツポツと湖産らしき良型の鮎が掛かります。

今シーズン多用しているメルファブレイドTGⅡのフルメタル単線+付け糸の組み合わせはノーマルで瀬釣りも泳がせ釣りもしやすく、鮎の反応も分かりやすいので気に入って使っています。

さて
10時位だったでしょうか?
鮎が黄金に色付きだしいよいよ時合がスタート。
こうなれば良い流れや石組みに付けるだけで面白いように入れ掛かります。

ハリをコダマ(イブキの改名)の7.5号に換えて高循環を狙ったことも良かったかと思います。

順調に数を重ねていましたが
なんと九頭竜名物の山から吹き下ろす強風となり、今度は全く細かな操作が出来なくなりペースは一気にダウン。

ポイントも釣り人でいっぱいだった為、お昼で一度上がって飯島へ移動することにしました。

飯島は堰堤の白竜の流れの下が空いていたのでそこら入川して右岸の瀬まで釣り降ります。

ここは腰まで浸かるポイントでかつ
強風だったためスティングといったキープ力の高いハリにかえて1匹1匹大事にとる作戦に切り替えます。

前あたりがでて掛からないようならに交換。
腹や側面掛かりが増えるようならスティングに交換という感じで2種類をまめにかえて
ここ飯島でもポツポツと良型の黄金鮎が掛かってくれました。

このあとちょっとしたアクシデントもあり16時ストップフィッシング。

最近の傾向だと夕方によく掛かるとのことでしたので後ろ髪を引かれながらも九頭竜の流れに充分満足して納竿としました。

今年は天然鮎の大遡上で賑わう九頭竜川。
8月9月が最盛期。
今年は間違いなく楽しませてくれることでしょう。

■使用タックル
竿 早瀬抜き8.5m
天上糸 ザイト天上道糸PE0.4号
上つけ糸 天上道糸FC 0.8号
水中糸 メルファブレイドTGⅡ 0.1号
下つけ糸 ザイト・フロロ鮎 0.5号
ハナカン プロフックハナカンSM
中ハリス 鼻かん仕掛糸FC 1号
サカサ 白一体サカサ2号 
ハリス 鮎ストレッチハリスソフト 1.5号
ハリ スティング、コダマ(イブキ改名)、ほか7.5号

 

スタッフ 藤岡裕樹

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