鮎ブログ

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天然遡上もよく成長も進んでいる矢田川

昨年と打って変わって全国的に雨が多い2023年。

もう友釣りはスタートしましたか?

私の住む兵庫県も揖保川を皮切りにほとんどの河川が解禁となり、今年も友釣りを楽しめる環境を作っていただいた漁協や関係者の皆様ありがとうございます。

さて私の初釣りはというとちょっと遅めの6/10土曜日。
今回は友釣り初心者の友人から誘われての釣行のため、必ず釣らさないといけないミッションと、彼が次も釣行しやすくなるようお土産の鮎をいっぱい持たせないといけないミッションといきなり責任重大です。

何処に行こうかと情報をみていると、矢田川が天然遡上もよく成長も進んでいるとの事だったので矢田川で竿を出すことに。

当日、集合時間にきっちり遅れてきた友人を乗せて、馴染みのオトリ屋さんのスタディケイさんに到着したのは8時過ぎ。

今日は土曜日でかなりのお客様が来たとのことだったので、空いているポイントに入る作戦に切り替えます。

数カ所川見しながら降っていくと、カニの爪と呼ばれるポイントが空いていたので迷わず入ります。

ここは瀬とトロが続く広いポイントで、多くの鮎が付くため、網で狙われやすいポイントですが未だ網漁が解禁していないので、今のうちに友釣りで楽しみます。

私が入ったのは最下流の早瀬。
仕掛はメルファ複合メタルMH0.04号にハリはの6.5号でスタートします。

30分ごろ経ったでしようか?
セオリー通り、瀬肩一つずつ丁寧に泡立ちや縦波、石の色の変化しているところにおとりを通していくといきなり目印がぶっ飛びます。

おとり鮎を空中で振り回しながら何度も瀬の中を走り回るのは正しく天然海産鮎。

無事にネットインしたのは18〜19センチほどのナイスプロポーションな鮎。

予想してたより鮎が大きいのでハリを6.5号から7号に変えて放すと
馴染んだ瞬間、またまた消し飛びます。

これぞ循環の釣り。
途中、親子丼ぶりやキャッチミスなどあったもののお昼まででなんとか20鮎と初戦にしては上出来です。

ここでゆっくりお昼休憩をはさんで、お昼からの鮎の時合に期待しますが、打って変わって鮎からの反応がありません。

何が原因かわかりませんが、周囲も同じような状況でしたので、ここで思いっきって大きくエリアを変えて上流更科橋が空いていたのでそちらに入ります。

ラスト1時間。
ちょうど先行者が帰られるところだったので、竿抜け狙いで橋の下やチャラ瀬など本命ポイントをずらして狙うとこれが大正解。

20〜21センチ級の鮎が背掛かりで面白いように入れ掛かりします。

こうなれば循環をなるべく止めないようハリをスティングの7号でキープ力を高めたのが吉と出ました。

試しに本命の流れもオトリを入れてみましたが、こちらは無反応。

やはり、解禁直後とはいえ竿抜けを意識した展開も視野に入れて行うよういい勉強となりました。

友人も沢山の鮎をお土産に持って帰ることができホッと胸を撫で下ろしました。

無事にスタートをきれた2023年。
今年はどんな感動や経験が出来るのか。
楽しみにしながら10月まで皆様お付き合いくださいね。

それではまた報告します。

タックル
竿 8m早瀬
天上糸 天上道糸FC0.8号
水中糸 ザイト・メルファ複合メタルMH0.04号
中ハリス ザイト・鼻かん仕掛糸FC0.6号ワンピース
鼻カン ライトチューブ鼻かん6号
サカサ 一体忍サカサ1号
ハリ スティング 7号

 

スタッフ 藤岡裕樹

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