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シーズン終盤の江ノ川

今シーズンは数年ぶりに鮎の大遡上で活気を取り戻した山陰河川。

山陰一の大河川江ノ川も例に漏れず
解禁当初から数釣りで賑わい
6月には26センチ、7月には28センチ、8月は29センチと順調に成長していた江ノ川。

でしたが、全国の河川を困らせた度重なる台風と降水帯により、江ノ川の鮎も行方不明となってしまいました。

気付けば9月も終わり。
他の河川が禁漁を迎えたころ、江ノ川の鮎も産卵に向けて一気に降りだすだろうと、浜原ダム下流の江川漁協管轄で竿を出すことにしました。

先ずは江川漁協さんでオトリを購入し、支流の濁川で天然オトリ取りを狙います。

川の名前と違ってとても綺麗な川で石もしっかり磨かれて鮎もチラホラ確認できます。

仕掛はナイロン完全仕掛SR-45の0.2号、ハリは秀尖7号。
オトリを放し、ややほれこんだところで馴染ませると直ぐに水中でギラギラと鮎が絡み合うようにヒット。

こちらを上飛ばしするとまたすぐに掛かるなど、20センチそこそこの鮎ですが飽きない程度に掛かって無事にオトリ取り完了。

この天然鮎をもって江ノ川本流の最下流ポイント市瀬に入ります。
おそらく江ノ川の鮎の最終地点はここでしょう。

仕掛はメルファ複合メタルMH0.1号に8号の3本錨でスタートします。

本流に入ってみると先ず気になったのは、先日の大雨の影響か流心に垢がなく、浅いチャラ瀬やヘチに垢が乗り出した程度。

また休日とあって釣り人も多かったので、人が踏んで見逃してしまいそうな浅いチャラ瀬やヘチを静かに引き釣り泳がせでじっくり待つとカカンと狙い通り心地よいアタリがでます。

サイズは本流とあって24〜26センチとこの時期としては申し分ない良型。

数こそ時速3〜4匹程度ですが、ロケットあり中ハリス切れあったりと、この時期としてはとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。


いよいよ友釣りシーズンも残りわずかです。
次がおそらく納竿となりそうですが、最後まで目一杯楽しみ尽くしたいと思います!

■釣行日 10/2~3

■使用タックル
竿 急瀬9m
天上糸 天上道糸FC1.2号
水中糸 メルファ複合メタルMH 0.1号
中ハリス 鼻かん仕掛糸FC1.2号ワンピース
鼻かん ネオフック鼻かんSM
サカサ 一体フックサカサ速攻3号
ハリ 秀尖、プロトモデル7〜8号

スタッフ 藤岡裕樹

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