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2022年足羽川解禁釣行

私が友釣りの楽しさを覚え、釣り方を学んだ福井県足羽川。
濃厚な魚影は、豊富な放流量で支えられています。
今年は6/18が解禁日でしたので、同僚の藤岡と釣行してきました。

なかなかタイミングが合わず、今年の解禁日釣行は今回が初。
解禁日は祭りに参加する気分で、年甲斐もなく気分が高揚してしまいます(笑)。

馴染みのアウトドア小僧さんで情報収集をして、年券とオトリを購入。
近くのポイントへ入りました。

解禁日というのに、周りにはまだ1名しか見えません。
九頭竜川中部の解禁と重なったせいか、上流の工事による濁りのせいなのかはわかりませんが、少し拍子抜けしました。

じゃんけんで最初に入る場所を決め、私が下流、藤岡が上流へ入ることにしました。

水位はやや渇水。
水温は何度かはわかりませんが、結構冷たい。
日中には30度になる予報だったので、ライトスタイルで入川しましたが、朝はやっぱりまだ寒い(笑)
タイツにしなかったのを少し後悔しました。

慣れ親しんだ岩盤と掌~頭ほどの中規模の石で構成されたポイントからスタート。
夜が明けてそれほど時間が経っていませんでしたが、私が入った場所からギラギラと垢を食むアユの姿が多数見え、テンションは最高潮に。

逸る気持ちを抑えつつ、仕掛けを準備します。
川幅が狭いので取り回しの良い8.25mの竿に、ザイト・メルファ複合MH0.04号で作った自作仕掛けをセレクト。
鈎は一角SPの6.5号4本錨を使用。
さすがに解禁日とはいえ水温が低く感じたので、養殖から天然に替えるのには時間がかかるだろうと思っていましたが、すぐに黄色い18cmほどの若鮎がヒット。
これが爆釣のスタートでした。

それから1時間は私の短い鮎釣り経験の中で一番の入れ掛かりタイム。
オトリを送り出した3秒後に飛びついてくるアユがいたほどの掛かりっぷり。
ただ、あまり引いても掛からず、きっちり泳がせたほうが掛かったので、複合よりもフロロやナイロンを使ったほうが良かったのかもしれません。

よく掛かったのは掌~頭位の石で構成された水深30~50cmほどの早瀬、5mぐらいの範囲で、それを外すとポツポツ程度。
入った場所に恵まれました。

徐々に人が増え、あまり身動きができなくなりました。
30匹ほど釣ったところで急にペースが落ちたものの、昼食までに込み49匹と普段の良い日の1日分の釣果が。
さすが解禁日です。

サイズは16~18cmがメインで、たまに20cmクラスが混じり、まっ黄色の綺麗な個体揃い。

昼食後、私は同じエリアに入りましたが、藤岡はパラダイスを求めて下流へ旅に出ました。
それが正解でした。

午後からはたまにバタバタ掛かることはあっても、午前中の勢いは全くありません。
誰も入っていない堰の上流でも竿を出しますが、群れ鮎は多数見えているものの、全く掛からず時間の浪費に。
さらにその上流の岩盤エリアへ入っていた中山さんは、朝から20連荘があったそうで、私が見ている間にもコンスタントに掛けていました。

メインの釣り場から離れていると、解禁日だけあって他の釣り人がすぐに来られました。
散々叩いた後でしたが、やはり上手な方はそんな中から引き出していきます。
自分の未熟さを痛感。
上下流をさ迷い歩くも、今一つ。

夕方、朝イチに入ったアユが良く見えた場所で腰を据えて竿を出すと、ポツポツと追加することができ、結果込み74匹で納竿。
結果論ですが、この付近では何度も広範囲を探るよりも、アユが多いピンポイントで粘ったほうが良かったのかもしれません。
一方、藤岡はフットワークを活かして竿抜けポイントを探り歩き、87匹と絶好調。


お互いに十分過ぎる数を釣り、大満足で帰路へ。
祭りの余韻に浸りながらの運転は、疲れているにもかかわらず楽しいものでした。

今年の足羽川は昨年よりも放流量が多いので、今後も期待できそうです。
まだ大水が出ておらず、アユが散っていないようなので、増水後が狙い目かもしれません。

■タックル
竿:GENKI SP ARIUSⅡ AR 825F
天井糸:天上道糸FC0.6号
水中糸:ザイト・メルファ複合メタルMH0.04号
下付糸:ザイト・フロロ鮎0.3号
中ハリス:ザイト・鼻かん仕掛糸FC0.5号
鼻かん:ライトチューブ鼻かん6号
サカサ:一体忍サカサ1号
ハリス:ザイト・鮎トップハリスフロロ0.8~1号
鈎:一角SP6.5号 4本錨

スタッフ 西浦伸至

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