毎年秋の恒例行事となっている「ハゲの日」。
同僚らと手段を問わずに波止からカワハギを釣るというイベントで、今年は兵庫県淡路島の志筑一文字に釣行することとなりました。
当日は5時に出船。
他に6名の予約が入っているとのことでしたので、先に渡ってもらい、私達はゆっくり準備してからポイントへ。
今回は同僚とそのお子さんも入れて12名の大所帯でしたので、2便に分かれての渡船となりました。
先端付近は当然人が入っているので、根本付近に荷物を降ろして適当に散開。
青物狙いでしたら厳しいかもしれませんが、相手はカワハギなので先端にこだわる必要はあまりありません。
明るくなるまでに準備をして、夜明けから釣りスタート。
すると胴突仕掛けで波止際を狙っていた同僚の息子さんがいきなりカワハギをゲット。
それを皮切りに次々にカワハギが釣れ続きます。
例年だと数釣りよりも投カワハギでの型狙いがメインとなるハゲの日ですが、今年の淡路島はカワハギが濃いので、数釣りを楽しむことができます。
私もイカメタルタックルに満点カワハギ2本の4号、オモリ8号をセットして波止際を狙うと、すぐに本命をゲット。
エサ盗り名人の技に苦戦させられつつも、とにかく魚影が濃いので手返し重視で攻めるとバンバンヒットしてくれました。
胴突仕掛ではもちろん
ハゲ掛け(こちらはウマヅラハギ)
カットウでもコンスタントに上がりました。
そんな中、いつもはハゲジャックをメインとしている同僚が、珍しく胴突仕掛に精を出していると、当日最大魚19.1cmをゲット。
当日は1匹長寸勝負も行っておりましたので、負けてられないと大型狙いに有効な投げカワハギをメインにすることに。
開始してしばらくはあまり反応が無かったのですが、潮の具合か回遊なのか、日照なのかわかりませんが、突然食いが上向き、投カワハギでもコンスタントに上がるようになりました。
しかし、型は15~18cmがメイン。
20cmアップが上がりません。
カワハギだけではなく、サンバソウもちょくちょく混じりました。
昼過ぎの納竿時間まで大物狙いで投げ続けましたが、サイズアップすることはできずにタイムアップ。
しかしながら初挑戦のお子さんでも数釣りができ、釣れすぎて途中で飽きてしまった(笑)ような状態で、秋の波止カワハギを存分に楽しむことができました。
水温にもよりけりですが、今後淡路島のカワハギは徐々にサイズがアップして、初冬ぐらいまでは釣れる見込みです。
■釣行日…11/3
■使用仕掛…胴突/ 満天カワハギ2本4号、投げ/白狐4号自作2本鈎仕掛
スタッフ 西浦伸至